SSブログ

フォアグラと茨城さん [[恵比寿]プチグルメ紀行]

ここのところたいへん忙しくしており、思っていることを全く文章に残せないままでした。

29日の木曜日、D広告の茨城さんの送別パーティーをした。
茨城さん、クライアントの「ヒメ」、T井さんと僕の4人で、
代官山AFRICA のソファ席(ラウンジ席と呼ぶのか?)でまったり食事をした。

茨城さんの転職については、過日途中まで書きかけていたのだが、機を逸した感があるので書き直す。

とにかく、僕の仕事上の知人という意味では最もDEEPで気の置けない人物だったことが確かだ。
茨城さんはようするに底抜けに人がいい。なんでも「情」で動いてしまうためにいつも苦労している。が、クライアントからは愛されている。それは、単になんでもやってくれるからではなくて、自分達の気持ちを分かってくれるからである。
とても寂しいけれど、栄転だというのだから仕方がない。色々考えてそっちのほうがいいと思うし。

茨城さんは僕が結婚式を挙げた日、僕の同僚から「六本木で結婚式やるらしい」と聞いたことだけを頼りに、六本木中の式場に電話し見事探し当て、そこに徒歩で花束を持って来てくれたような人物である。この非効率的、かつ人の良いことと言ったらない。
だけど僕は感動したのだ。これからおそらく多少疎遠になるであろう茨城さんのことを一生忘れないと思うわけだ。

さて、AFRICAで「潤」というコースを頼んだところ、とても美味しい創作イタリアンが出てきました。内心ちょっとAFRICAをバカにしていましたが、\4200でこのレベルが食べられるのなら上出来と思いました。見くびってました。ごめんなさい。(ところが、謝らねばならないのはそれでは済まないのだが後述)
カニやフォアグラも上手に使われていたし、パスタは「ジェノベーゼに山芋がかかっている」という不思議なものだったけどとてもマッチしてました。

AFRICAをお開きにした後、バーテンダーがポン友であるところの KAI に行く。
※この店はもうスーパー隠れ家バーで、はっきり言って最初はこんな住宅街にバー作ってどうするのという感じだったが、ネイルサロンと併設されているため意外に客足が途絶えない。
そこで、茨城さんとT井さんはジンを、僕とヒメはワインを飲んだ。
午前2時頃解散、各自タクシーにて帰宅。僕は歩こうかと思ったけど、眠かったのでタクシーに乗ってしまった。

さてその晩。

寝てから1時間ほど経った頃、吐き気と胸焼けで起きる。少しトイレで戻して水をがぶ飲みするも、またしばらくしておきてしまう。だんだん熱っぽい気がしてきて、しかも脳がやや混乱している気がする。「シーツやベッドに型番が振られている」という妄想につきまとわれ、尚吐き気と胸焼けが止まらない。
何度か吐いて、結局まんじりともせず朝を迎えたが、その頃にはだいぶラクになっていた。
最後にどうやらフォアグラと思しきものを吐いたところまでは憶えている・・・

さて出勤してから昨晩の皆に、数時間熟成させてきた疑念をぶつける。

僕のこれは明らかに<食あたり>の症状である。カニか?フォアグラか?フォアグラがあやしいな!ちくしょうAFRICAめ~、みんなもさぞや苦しんだことだろう。

しかし、皆から帰ってきたメールは「私は健康」「俺は何を食べても大丈夫だしね」などというものだった。
同じものしか食べていないのに・・・と思って後ろを振り向くと、なにやら顔色の悪いDタカタ。

「体調でも悪いんですか?」
「ええ・・・実は数日前から風邪がおなかに来ていて具合が悪いんです・・・」

ってなんだ、風邪をうつされただけでした。

AFRICAよ、疑って本当にごめん。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。