全くベストではない [ストックヤード]
PCの―ハードウェアもしくはソフトウェアのバグによって、人生の貴重な時間を無駄にする、というのは本当に耐えがたき苦痛だ。
今日も11時から他人が作ったサイトのテンプレートの修正作業をした。
本来ならばディレクターたる自分がチクチク行う作業ではないのだけども、発注した相手が(コーディングの腕はそう悪くないのだが)サイトの特性をどうにも理解していないため、ページの表示パターンが足りなかったり、微妙に情報のプライオリティがずれていたりしたため、業を煮やしたのだ。
他人のCSSの解析というのは本当に億劫だ。
web標準的にはHTMLとCSSの構造化の良し悪しについては死ぬほど議論されているが、少なくともサイトというものを複数の人間がいじる以上、この方式はベストではない。
W3Cというのはいつもベストではないことばかり言うのだ。
さて、ようやく解析できて改築作業を始めおよそ4時間が経過したときに、Buffaloの外付けハードディスクがテンパった。
ACCESSランプが灯りっぱなしになり、一切動かなくなる。
これは結構よくあることだ。
BUFFALOのHD250IBU2というモデルなのだが、これは非常に挙動がヘンなHDDだ。USB接続しているのだけど、電源との連動がおかしくて、長時間連続稼動すると勝手に落ちたりする。
BUFFALOの外付けHDDは全くもってベストではない。
とはいえ、ここは落ち着いてシステム全体を再起動する。これですぐに復旧するはずである。
PC再起動。
まずはメールが受け取れるようにMicrosoft Outlookの起動だ。
しかしこのOutlookというソフトは尋常ではない。なにせ、起動するのに15分以上かかるときがあるのだ。しかもその間、アプリケーションタスクを見ても何も表示されない。いったい隠れて何をなさっているのだろうか。
確かに機能は複雑だし、俺の受け取るメールは一日500通近いので処理もタイヘンであろう。それにしてもOSを開発しているMicrosoftが作ったものとしてはお粗末すぎる。来週ヒマを見つけて、メインのメールソフトをMozillaサンダーバードに変更しようと思う。
Microsoftというのはいつでもベストではない。
さてようやくOutlookも立ち上がったし、先ほど作業していたファイル群をブラウザで開いてみる。
すると、なぜか一番肝心の・・・デザイン全般を司るCSSが全く利いていない。なんでだろうと秀丸で開くと、
「文字コードが変換できなかったよ」
という謎のアラート。
「正しく変換する」
というボタンを押しても真っ白け。
どうやら、元々UTF8で定義されていたCSSにS-JISでコメントを入れたことが原因で化けてしまったらしい。
色々試したが復旧せず。
全くもってベストではない。
発注先の制作会社と、W3CとBUFFALOとMicrosoftと、俺自身を横に並べて横っ面をはたいて歩きたい気分だ。
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