SSブログ

「Sakulive」を振り返る―主催者視点― [音楽・バンド・ミュージカル]

5月26日土曜日、快晴、汗ばむ夏日。

定刻の13時の5分前に会場に到着すると、びっくりすることにパン★スターズと「てっちり」のメンバーは殆ど全員来ていた。皆マジメでちょっと笑える~!と楽しい始まり。

音だし→逆リハを進行しつつ、「機材バザー」「受付」「物販」「ちゃりてぃおつまみ」の設営に入る。受付は会場側がやってくれたので人手が少し余裕が出た。
会計周りを適宜やりつつエッセンシャルズ、およびG-1エキシビのリハを。

会場OPEN手前でDJ・FB愛さんが気を吐く。このライブで最も想定外で面白かったのがこのDJ・FB愛だった。おかげで会場OPEN~STARTという通常であればぐっと退屈するこのタイミングがヒートアップした。この流れがあるならば、オープニングアクトが非常に意味あるものになる。定例化できるなら次はOPに立候補したい・・・

※FB愛さんがゲストを呼んで紹介する形式はとてもよかった。SOURSo-Heyを呼んで曲を紹介し、CDの販売につなげたのは良かった。買っていない皆さん!お近くのCDショップで絶対買えよナ!!

あれよという間にJ&B。すでにこの時点で会場はなかなかの入りになっていて、後ろのほうがきつい。と言いつつ私は準備で見れていない。

次に我らが「エッセンシャルズ」。これは「Sakuliveを振り返る―エッセンシャルズ視点―(仮)」で書きますが、我ながら・・・非常に良いステージを見せることができたと思います。プレイバックを観ましたが、演奏の点ではかなり完成度が高いなとw自分で言うなと。

で、コタニバンド。
個人的に今回最もSakuliveの拡張性を見せてくれた、とてもポテンシャルの高いステージ・・・って分かりにくいか…要するに、フライングとは違うメンバーで、オリジナルの曲をやって、演奏が上手く、ステージも見ごたえがあった。絶賛したい。

これは、ミュージシャンとして周りにすごく影響したと思うし、次回以降のSakuliveに関して、色々な人に新たな視点を与えたと思う。
コタニバンドは当初設定していた「頑張ってる枠」、つまりミュージシャンorアーティストとして本気で頑張っている人たちを安い出演費で身内に紹介するという企画の意味を明らかにした。
頑張っている人々は本当にいいステージをするのだもの、という。時間的・経済的余裕があるならもっと設けたい気もするくらい。

秋山大樹
内緒のステージ?でしたがクールでした。本人もかなり気合が入ってた。私はボーカルとして目指している方向性がだいぶ違うとはいえ、彼のボーカルを聴くと毎回激しい嫉妬に襲われます(オレのできないテクニックをいっぱい使えるのです、彼は!!)。

パン★スターズ
なんかあまり私がコメントすることは無い・・・というか多くの人がパン★スターズをG大OBライブのメインディッシュとして期待していることは間違いないし、パンスターズたちもそれにがんばって応える―これはすばらしい図式です。100年続くことを祈っております。

G-1エキシビション
飛び入りアクターであるフライングGことナカミネくん。一瞬の邂逅だったのですが、彼のまじめさ、サービス精神の高さ、頭のよさ、ギターのうまさに感動しました。良い仲間になってくれる予感です。煮号さんはライブ直後で「おしっこに行きたい」としきりにむずがっていたがちゃんと相手の技を受けた上で技を返すという横綱相撲を展開していた。
リットーミュージックの鈴木たけやくんの「地獄のメカニカルトレーニングシリーズ」も紹介できて良かった!!みんなもぜひ買ってくれよ・・・あれは・・・いいものだ!!

てっちり
集客力もばっちりで、会場は超満員。ブログでのレポートでも書かれていましたが、比較的ブランクのあるメンバーの方々ということでしたが、気合の乗った演奏でとてもよかった。

ライブに平行して、会場では「機材バザー」「ちゃりてぃーおつまみ(ようするにつまみの販売)」を行っていた。

機材バザーは予想外の好評で、常に誰かが何かをいじったり買ったりしている雰囲気。6割くらいは売れたのではないかしら。未計算だけど・・・

今回想定よりも苦戦したのが「ちゃりてぃーおつまみ」。非常によく飲む皆さんだけに、つまみが売れるだろうという目算だったのだけど、一部の方々の購入ご協力にもかかわらず結果はマイナス6,900円と奮わず。唯一の非採算部門となってしまいましたがw、5,6時間立ちっぱなしで販売をしてくれた我が妻と、りんたろうの奥様・サユリちゃんには本当に謝辞と賛辞を送りたい。しかしこれも、これがあったことによる会場の雰囲気のあったかさというか、何だかイベントをやっているなあという安心感みたいなものがあったはず。次回は少し作戦変更して再チャレンジすべきだと思う。

「りあるたいむ大喜利」。これは主催者ですら殆ど参加できなかった(爆笑)。次回はポジティブに組み込むならプロジェクターによる映写+入力用PCの準備などの武装が必要。ネガティブなら、まあ別の日に楽しもうと。

二次会。学生時代からその生真面目さが宴会部長として適任だったらいおねるが必死に仕切ってくれた。おかげで皆楽しめたと思う。

ライブイベントとしてはこのように大盛況&大成功に終わった。
多くの方から「本当におもしろかった。またやれ」旨のお言葉を賜った。一部の関係者からも、楽しかった、ありがとう という旨いただき、誠に感無量。やってよかったと心から思う。

ご来場いただいた皆様、出演者諸兄、次こそは出たい先輩がた、軽音・音愛諸氏、本当に楽しかったですな。次回は、さらに一層・・・ますますみんなの力で盛り上げていきましょう!
だって俺たち音系ジャン!(意味不明)

今回来られなかった皆さんは残念でしたが、是非次回は忌引きを使ってでもいらしてください。その価値はありますよ!! 

―SpecialThanksとSakuliveのあらまし―

Sakuliveの出発点は昨年10月の某女史の結婚式で、発起人の一人となる「きんや」氏が僕に「お前が仕切ってOBライブを復活せよ」とおっしゃったことに端を発した。その場に居たパンスターズ煮号さん、そしてとにかく「りんたろう」を引っ張りこみ、4人の「発起人」で立ち上げ宣言をした。
準備は基本的にmixiを利用して行い、公式な打ち合わせは全部で3回しかしていない。準備システムのweb化―今回のSakuliveの特徴は実はそこに集約されているかもしれない。

ここで大活躍してくれたのが、IT業界最前線のWEBディレクター「あんけい」と、VISIAでデザイナーをしていたSOURのSo-Hey両氏だった。この二人はプロなので、同じくWEBディレクターを職業としている僕にとっては非常にコミュニケーションがとりやすく、安心できた。ブログの立ち上げ、ロゴ・フライヤーの作成、これらはSakuliveの集客や事前情報の流通に本当に役立った。Sakuliveのロゴは男女問わず非常に評判がよく、あと5,6年は使えそうだ(笑)。

今回のSakuliveはいくつかのコンセプトミッションを設定していた。
G大という大枠はあるが、私やパンスターズの出身であるフライングハウスだけでなく軽音や音楽愛好会などなるべく広いムーブメントにしていきたいこと。
ヘンに気取らずOBライブという冠キャッチをつけ、広い世代が参加しやすい雰囲気を作ること。
そして、ライブ自体を楽しめるものにしてみんなが互いのライブを聴くという雰囲気を作ること。
そのために外交的に非常に影響力をもってくださったのがパンスターズ煮号さんのカリスマであった。とくに、今回は出演を見送ったが次回絶対出たい!という上の世代のOBの方が非常に多かった。これは次回次々回に大きく影響するのだと思う。

煮号さんは数々のルール作りやアイディアでSakuliveの基礎作りをしてくださった。完全に新しい体制でのライブ作りに関して、僕は個人的に煮号さんとりんたろうとのトライアドがうまくワークしたと思っている。

「係」の制度について。これはほぼワークしたと思っているが落ち度があったとするとここだと思う。ワークフローが決まっていないので分業が徹底できなかった。打ち上げ係に関してはコミュニケーション不足があり、タピちゃんやらいおねるに心的負担をかけてしまった。ここは唯一最大の反省点と言ってもいい。

反省点といえば、惜しむらくは今回プロジェクターを手配できなかったことだ。レンタルすると15,000円程度の費用がかかるため見送ったが、G-1やパン★スターズ、大喜利など結構使えるタイミングが多かったようだ。これは次回は優先度アップだろう。

また、FB愛さん、きんやさんの両氏はてっちりとしてだけでなく、本当に最初から最後までコミットしてくださった。FB愛さんのDJは歴史に残ると思うし、きんやさんのステージでのジャンプは記憶に残る。

というわけで、非常に多くの方々が力を合わせて作ったのがこのSakulive。主催サイドとしても非常に感動的だった。あとは、当初のコンセプトのとおり、これをある程度マニュアル化し、例えば僕とかりんたろう、煮号さん、あんけいらが別の人間にシフトしても成立するようなスキームにしたい。
関係者の多くがこの存続を望んでいて、それを個人の資産にしてしまうと先が続かないからだ。その点について、近々レビューしていきたいと思う。

何はともあれ、燃え尽き症候群で脱力・・・・明日から会社がんばらなきゃ(笑


nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 1

あんけい

ありがとうございま~っす!
途中、中だるみしてしまいましたが
次回はもっとIT化を目指したいと思います!
by あんけい (2007-05-31 00:04) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。