恵比寿ラーメン激戦模様2008 [[恵比寿]プチグルメ紀行]
恵比寿に住んで4年目ですが、この街のラーメンは非常に楽しめます。
2004年時点では、「一風堂」「AFURI」の2強に「山頭火」「よってこや」あたりが繋がってくるという図式だったのですが、3,4年でだいぶ様変わりしてきました。
●一風堂
ラーメン界では重鎮中の重鎮。東京では恵比寿が本店に近い位置づけになっているようです。
サービスもよく、餃子、つまみも旨い、総じて高レベルの店なのですが、なんと・・・
つい最近、味を全部リニューアルしてしまったのです。
しかも、地元民が楽しみにしていたウイークエンドのランチ(※)も無くなってしまった・・・・。
新しい「赤丸(重ね味)」、<ばりかた>で2度ほど食べましたが、玉葱を中心に味を豊かにリニューアルしていることは理解できます。決して悪くはありません。
しかし、旧「赤丸」↓も決して悪くは無かった。
むしろ、博多ラーメンらしい極細麺との絡み方は前の方が好みだという人は多いでしょう。
リニューアルが悪いとも思いませんし、軽率に失敗だ!というつもりはありませんが、できれば元のは残して、新しいメニューとして出して欲しかったなあ・・・
ちなみに、ここは餃子も「炒めもやし」も非常に旨い!夜に来てビールでつまむのが超楽しい。
※ランチとは:ラーメンに餃子、ライスがついて850円。ビールを頼んで、もやしと餃子でチビチビやってからシメにラーメンを食べて1300円という驚異的なサービスでした。これはゼヒ復活して欲しい。
●AFURI
もっとも安定的に高水準を提供している「中村屋」系列のおしゃれ系ラーメンの古株。
わが夫婦は、ラーメン食べるときは一風堂かAFURIかでいつも悩みます。
ベストメニューが 「ゆず塩麺」であることは疑う余地が無い。ただ、つけ麺も旨いので、カップルや夫婦で行って、片や「ゆず塩」、片や「つけ麺(辛味)」を頼むのが最も楽しいと思う。
つけ麺は、スープ割りが頼めます。遠慮せず頼むと良いでしょう。
●瞠 (miharu)
1,2年前にさりげなく出来た、魚介系スープの店。
食べてみたら意外に美味しくて、驚いた。
化学調味料不使用!とうたっているだけあって、とてもナチュラルな味。
某・Saijouとか某・光麺のつけめんのような、「魚介×化学調味料」特有のベタつきが無い。
そのぶん、パンチは弱く感じるが、ラーメンを食べているときに生じる「これは体に悪いのではないだろうか」という背徳心のようなものが全く無い。
ちゃあしゅうも柔らかくて美味しい。「はしご」の「だあろうだんだん」を思い出したヨ。
ここはリピート必至。
●節骨 たいぞう
池袋たいぞうの恵比寿店。AFURI、瞠、たいぞうは極めて至近距離にある。
「こってりラーメン」を食べたのだが、スープの上に油の層1cmくらいあって、なかなか33歳の胃袋にはキツイものがあった。
味は決して悪くない印象。
だが恵比寿でここにわざわざ来ることは無いのではと思う。
●香月
10数年前の第二次ラーメンブームを熊本「桂花」などと共に背負った、老舗の名店である。
当時は醤油・トンコツ・背脂 の代表格だった。
ただし、ここ10年くらいはブーム店にありがちな「味が落ちた」という評判がたち、客足もぼちぼち・・・と思っていたら
最近妙に混んでいる。
そこでためしに食べてみた。
とにかくまずはどんぶりのでかさに圧倒されるが、味そのものは非常にしみじみ上質な印象。
スープも攻撃的ではなく、かといってコクが無いわけではない。
年齢を選ばず美味しいと感じるのではないか。
名店の面目躍如だな。
■ちゃぶ屋 とんこつ らぁ麺 CHABUTON
半年ほど前にできた、テレビチャンピオンのラーメン王がプロデュースした店とのこと。
開店2週後くらいにさっそく行ったのですが、はっきり言って恵比寿では厳しいと思われます。
なんというか、味が「足し算」で作られていて、そりゃあ焦がしネギとかゴマとかなんでもかんでも足せばいいってもんでもないだろう?という印象。
表現が難しいのですが、ゴマにしても焦がしネギにしても、あくまで「トッピング」であって、ラーメンとは異質なものなわけです。
ラーメンというのは「お待ちどう!」と出された瞬間に命が吹き込まれる(?)ものであり、かの一風堂の辛もやしですが、もともとどんぶりに入っている茹でもやしとは一線を画するものなのです。
なのに、それなりにバランスのとれたスープに対してゴマがどかどか入ってまるでインスタントの「かやく」みたいな異物感がある。
ま、料理ってのはポリシーの問題なので一概に良い悪いは言えませんが、俺はこのアプローチは幼稚だと思う。
実は家から一番近い店なので期待したのですが・・・
■みそらーめん専門店 味噌丸
正直、フツーの味噌ラーメン。
味噌自体はとても良いものを使っている印象があるけれども、21世紀ならでは、という工夫は感じられませんでした。
◎山頭火
◎ぢゃぶ屋 つけ麺
は残念ながら閉店してしまいました。ちなみに山頭火の跡地が「たいぞう」です。
---おまけ---
さて・・・・恵比寿だけでこれだけイロイロ楽しめるのですが、ちょっと遠征すると西麻布には超有名店「五行」があります。
●「五行」
ラーメン好きの友人に「好きなラーメン屋は?」と訊くと、かなり高い頻度で名前を聞く「五行」。
この間ウォーキングをかねて行ってみました。
焦がし味噌。 +キャベツトッピング
焦がし味噌は一口食べると香ばしい野菜炒めの香りがしてとてもうまい。
うまいが油の層が厚くてやはり33歳の胃には厳しい。
つまみがうまそうで、酒を飲むならベター、昼より夜がいいだろう、という印象。
いやー・・イロイロありますな。
しかも渋谷まで遠征すると、それはそれで「やすべえ」「空海」「亜寿加」などもあってさあタイヘン。
ラーメンって楽しいよね。
2004年時点では、「一風堂」「AFURI」の2強に「山頭火」「よってこや」あたりが繋がってくるという図式だったのですが、3,4年でだいぶ様変わりしてきました。
●一風堂
ラーメン界では重鎮中の重鎮。東京では恵比寿が本店に近い位置づけになっているようです。
サービスもよく、餃子、つまみも旨い、総じて高レベルの店なのですが、なんと・・・
つい最近、味を全部リニューアルしてしまったのです。
しかも、地元民が楽しみにしていたウイークエンドのランチ(※)も無くなってしまった・・・・。
新しい「赤丸(重ね味)」、<ばりかた>で2度ほど食べましたが、玉葱を中心に味を豊かにリニューアルしていることは理解できます。決して悪くはありません。
しかし、旧「赤丸」↓も決して悪くは無かった。
むしろ、博多ラーメンらしい極細麺との絡み方は前の方が好みだという人は多いでしょう。
リニューアルが悪いとも思いませんし、軽率に失敗だ!というつもりはありませんが、できれば元のは残して、新しいメニューとして出して欲しかったなあ・・・
ちなみに、ここは餃子も「炒めもやし」も非常に旨い!夜に来てビールでつまむのが超楽しい。
※ランチとは:ラーメンに餃子、ライスがついて850円。ビールを頼んで、もやしと餃子でチビチビやってからシメにラーメンを食べて1300円という驚異的なサービスでした。これはゼヒ復活して欲しい。
●AFURI
もっとも安定的に高水準を提供している「中村屋」系列のおしゃれ系ラーメンの古株。
わが夫婦は、ラーメン食べるときは一風堂かAFURIかでいつも悩みます。
ベストメニューが 「ゆず塩麺」であることは疑う余地が無い。ただ、つけ麺も旨いので、カップルや夫婦で行って、片や「ゆず塩」、片や「つけ麺(辛味)」を頼むのが最も楽しいと思う。
つけ麺は、スープ割りが頼めます。遠慮せず頼むと良いでしょう。
●瞠 (miharu)
1,2年前にさりげなく出来た、魚介系スープの店。
食べてみたら意外に美味しくて、驚いた。
化学調味料不使用!とうたっているだけあって、とてもナチュラルな味。
某・Saijouとか某・光麺のつけめんのような、「魚介×化学調味料」特有のベタつきが無い。
そのぶん、パンチは弱く感じるが、ラーメンを食べているときに生じる「これは体に悪いのではないだろうか」という背徳心のようなものが全く無い。
ちゃあしゅうも柔らかくて美味しい。「はしご」の「だあろうだんだん」を思い出したヨ。
ここはリピート必至。
●節骨 たいぞう
池袋たいぞうの恵比寿店。AFURI、瞠、たいぞうは極めて至近距離にある。
「こってりラーメン」を食べたのだが、スープの上に油の層1cmくらいあって、なかなか33歳の胃袋にはキツイものがあった。
味は決して悪くない印象。
だが恵比寿でここにわざわざ来ることは無いのではと思う。
●香月
10数年前の第二次ラーメンブームを熊本「桂花」などと共に背負った、老舗の名店である。
当時は醤油・トンコツ・背脂 の代表格だった。
ただし、ここ10年くらいはブーム店にありがちな「味が落ちた」という評判がたち、客足もぼちぼち・・・と思っていたら
最近妙に混んでいる。
そこでためしに食べてみた。
とにかくまずはどんぶりのでかさに圧倒されるが、味そのものは非常にしみじみ上質な印象。
スープも攻撃的ではなく、かといってコクが無いわけではない。
年齢を選ばず美味しいと感じるのではないか。
名店の面目躍如だな。
■ちゃぶ屋 とんこつ らぁ麺 CHABUTON
半年ほど前にできた、テレビチャンピオンのラーメン王がプロデュースした店とのこと。
開店2週後くらいにさっそく行ったのですが、はっきり言って恵比寿では厳しいと思われます。
なんというか、味が「足し算」で作られていて、そりゃあ焦がしネギとかゴマとかなんでもかんでも足せばいいってもんでもないだろう?という印象。
表現が難しいのですが、ゴマにしても焦がしネギにしても、あくまで「トッピング」であって、ラーメンとは異質なものなわけです。
ラーメンというのは「お待ちどう!」と出された瞬間に命が吹き込まれる(?)ものであり、かの一風堂の辛もやしですが、もともとどんぶりに入っている茹でもやしとは一線を画するものなのです。
なのに、それなりにバランスのとれたスープに対してゴマがどかどか入ってまるでインスタントの「かやく」みたいな異物感がある。
ま、料理ってのはポリシーの問題なので一概に良い悪いは言えませんが、俺はこのアプローチは幼稚だと思う。
実は家から一番近い店なので期待したのですが・・・
■みそらーめん専門店 味噌丸
正直、フツーの味噌ラーメン。
味噌自体はとても良いものを使っている印象があるけれども、21世紀ならでは、という工夫は感じられませんでした。
◎山頭火
◎ぢゃぶ屋 つけ麺
は残念ながら閉店してしまいました。ちなみに山頭火の跡地が「たいぞう」です。
---おまけ---
さて・・・・恵比寿だけでこれだけイロイロ楽しめるのですが、ちょっと遠征すると西麻布には超有名店「五行」があります。
●「五行」
ラーメン好きの友人に「好きなラーメン屋は?」と訊くと、かなり高い頻度で名前を聞く「五行」。
この間ウォーキングをかねて行ってみました。
焦がし味噌。 +キャベツトッピング
焦がし味噌は一口食べると香ばしい野菜炒めの香りがしてとてもうまい。
うまいが油の層が厚くてやはり33歳の胃には厳しい。
つまみがうまそうで、酒を飲むならベター、昼より夜がいいだろう、という印象。
いやー・・イロイロありますな。
しかも渋谷まで遠征すると、それはそれで「やすべえ」「空海」「亜寿加」などもあってさあタイヘン。
ラーメンって楽しいよね。
はじめましてFILEと申します。TBありがとうございました。
当方ラーメンばかりのブログですがまたお立ち寄りいただけると嬉しく思います。
今後ともヨロシクです…m(_ _)m
by FILE (2008-03-16 23:08)