SSブログ

観てきました K-1 MAX at 武道館 [格闘技]

観てきました、K-1 MAX at武道館。

絶叫しすぎで声が枯れてしまいました。


もう書くことが多すぎて書く前から疲れてしまうほど。 ちなみにK-1甲子園は見られなかった。

コヒ。
名前を変えて挑んだ。しかしKO負け。悲しい。
TVで見ると意外にがんばっているが、会場ではかなりメッタ打ちされた印象があった。引退かな。
相手強い・・・これじゃあ復活戦にはきつい。

城戸
強い。すばらしい。じきにトップファイターにあがってくるのでは。
昔全日本キックとの交流戦で「なんて強いやつが他団体にはいるんだ?」と
びっくりしたことを思い出した。
去年?の60kgトーナメントはふつうに一人で観戦してたような気がするんだけど、今やスターだ。

魔裟斗VS佐藤嘉洋

明らかに本日のメインイベント。

なんもいえねえ(泣)。

すごい試合だった。会場はもう絶叫&悲鳴。
ジャッジは正当。今回からのルール(各ラウンド採点)は自力のある魔裟斗向き。。

とにかくハートがぶつかり合ったすばらしい試合。両者を心からたたえるべきだと思う。
佐藤がこんなに強くなるとは思ってなかった。
すばらしい。
佐藤ファン側が「ダウンうばったのになんで勝てないの?」というブーイング&物投げ入れで結構会場が荒れた。あの判定が理解できないならトーシロだな・・・。ダウンとったら勝ち、っていうほど採点は単純ではない。(とはいえk-1のルールブックとはちょっと違ったみたいだけど・・・)

ともあれ佐藤自身がドローに納得してた―のは、ドローを宣告されたときの佐藤のポジティブな顔を見れば絶対にわかるはずだ。
彼は、「うんよし、もう1ラウンドがんばるぞ!」という顔をした。
佐藤がそう思ってんのに、佐藤応援シートが缶投げちゃ駄目だろ(笑)

最終ラウンド終わったあとに佐藤はファンに向かって
「負けた」
と言っていたのを見たかな。

佐藤は態度も含めて今回本当にクールだった。そのクールさには賛否両論あるとは思うけど、僕はあれは佐藤のスタイルとして尊重する。本当に強くなってきたことの証なのだとも思う。


キシェンコVSサワー

サワー調子悪し。サワーといえばいったん始まるとかなりしつこいラッシュ、離れ際にも確実にローキックを一発当てていくような、粘りと回転が素晴らしい選手。ところが回転力がいつもの30%?ラッシュがすぐに止まってしまう。
調整失敗か。
キシェンコは本当に才能がある。体格もMAXむき。 韓国のチャンピオンとやったTVデビュー戦で、
「なんて”当て勘”があって、手足が長くて、階級にぴったりな選手だろう」
と思ったけど、あっという間にトップ選手になった。
まだ21歳ですわよ。


60kg級の2試合。

なんと!!テレビで放映してないじゃないか!???

マイヒーロー、大月晴明。対するは前田尚紀との超絶叫スーパー乱打戦で全日本キックファンをもうならせた梶原龍児

ボクにとっては本日のメインイベント。
格としては大月の方がだいぶ上なんだけど、それでも梶原は前田憲作の弟子だし・・・とは言いつつも、大月のKO勝ちを期待していた。
しかし天才・大月、梶原をKOではたおせなかった。梶原はいいところが無かったとおもうが・・・。
大月は63KGくらいがちょうど良いのだけども、やはり60kgだと軽いのだろうか、一発の破壊力が少し落ちてきている。

それでも俺が叫ばずに誰が叫ぶとばかりに、とにかくこの試合で声を枯らすまで大月コール。
後楽園ホールっぽい野次を飛ばしていたのはこの私です 。


上松VS大宮司

大宮司・・・・悲しい・・・・。正直ここ4年ほど大宮司は冴えない・・・・・。ハートが負け慣れしてしまっている。
打たれ弱すぎて、試合にならない。
魔裟斗のラッシュを受けきる練習と、「自分が勝つ」というイメージが必要なんじゃないか。
引退かな。

さて、60kgに何が足りないか分かったよ、谷川EP。
なぜ大月の素晴らしさが際立たないか分かったよ。

それは、正統系のチャンピオンがいないからだ。大月は最強のちゃんぷだが、超変則スタイル。キワモノに見えてしまう。
まさとがいたからKIDが目立つ。坂田がいるから内藤も強さが際立つ。
大月も、小林聡がいたからこそ天才ぶりが鮮烈だったんだ。

つまり、「正統派」ファイティングスタイルのチャンピオンが一人必要だ。できればハンサムな・・・それは外国人でもいい。誰がいいかな~?

ちょっと軽いけど、藤原あらし君がもう少し階級あげられれば、最高に適任なんだけど。

山本真広だと強いけど華やかさに欠ける。だとするとナオキックか。ナオキックだと強さが足りない・・・

とにかく、谷川EP。
正統VS変則天才。
このシナリオで60kgは盛り上がるのではないか?



決勝。キシェンコVS魔裟斗


超イケメン対決。会場ではキシェンコの応援もちらほら。

優勢ではあるも、クリーンヒットで倒れる魔裟斗。
しかし盛り返す。盛り返しは心象的にはかなりプラスだ。そりゃそうだ、ダウンが効いていなかったことになるわけだから、ポイント差が縮まるのはロジカルだ。

しかしラストラウンドはマストシステムでなければドローだった。だとするとジャッジの仕事は必然になる。

ルールはラウンドごとの採点、そしてマストシステム。
この場合はホームタウン&チャンピオンは防衛する原則から考えれば、格闘技の常識としては
魔裟斗の勝ち。これは、はっきり言って全く妥当だろう。
これは判定というものを理解すれば問題なくフェアだと思う。
これもキシェンコがさわやかだったね。


感無量なまさとを観ながら泣いた。


そして、血まみれのキシェンコ、さわやかな佐藤、城戸、それをたたえるクラウス、少年ジャンプの主人公みたいなブアカーオ、全ての選手達を思って泣いた。

彼らは美しい!そして気高い!

魔裟斗がしきりに言う。
俺は才能があるわけじゃない。努力をしてきた、それが報われたのだと。

これが中量級が素晴らしいゆえんだと思う。猛獣対決ではなく、人間性の闘い。


本当に、自分を振り返って恥ずかしくなる。もっとずっとがんばらねばならない・・・そんな気持ちにさせてくれるのが格闘技だ。

・・・もうなんもいえねえ(泣)。


・・・って、恐ろしくいっぱい書いてますが。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。