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サイパン引率ダイビング [ダイビング:サイパン]

三度目のサイパンダイビングから帰ってきました。

サイパンといえば、妻・サクラコが2000年にライセンスをとった場所であり、
同じく僕自身が2005年にライセンスをとった場所。
そして今回は、ライセンス取得を目指す3人の友人を引率。
バンド仲間のシンゴと、同僚・ユカ&ピロミ。

引率だったので、(俺より旅慣れている)ワイフと二人旅なんかと比べると若干緊張がありました。

ほぼ全ての行程で、誰かが「**がない!」「**を忘れた!」とあせりくるっているという
かなりの珍道中でしたが、3人は無事ライセンスを取得!
特にシンゴは想定どおり極めて優秀で、さらに思惑どおりハマってくれました。
いやはやこれからガンガン潜らせて(?)セルフダイビングのバディが組めるようにしたいですな。

さて3人がライセンスを取っている間、もちろん僕はボートで遠征してダイビングしていました。

●初日。

夜中の便でサイパンに到着、食料・水分共に足りず、しかもなにげに約一年ぶりのブランクがあったのでお手やわらかに・・・などという間もなくボートに飛び乗る。

まずはテニアン-フレミング、テニアングロット。

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わたしゃ断崖絶壁は大好きなんです。


最後に本家「グロット」にダイブ。

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グロットは6月で夏至が近いこともあって、素晴らしい光のカーテン。

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今までで一番きれいなグロットでした。

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どこも透明度ピカイチ、おなか一杯の初日でした。



●二日目、ディンプル、シビック。

ディンプルは聞いていたよりも面白いポイント。
カスミチョウチョウの大群はもとより、ホワイトチップシャーク、カメ(タイマイ)登場。バラフエダイの群れも。流れがあって潮あたりがあったようで、大物が寄ってきたか。

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3本目はオブジャンビーチにて、一緒に潜ったくみくみさんの450本記念。
10人がかりで海底ニンゲンピラミッドを。
あのまま浮いたら凄かったね。

さて、実はこの時点で僕は通算98本。あと二本で通算100本記念。
100本目はやはり特別なので、なるべくならグロットやスポットライトなど、特別なところがいいなあというのが正直な気持ち。

3日目は元よりライセンス組に合流してビーチで、ということになっていたのだけど、
ボートは明日、めったに行けない潮あたりポイント「バンザイクリフ」に行くとのこと。
悩むが、結局ボートの定員オーバーで変更できず。

ライセンス組は無事実技終了、Cカード取得!
晴れて明日は合流してファンダイブを、ということに。

夜はAGLAIAという店でドンチャン。

●3日目。

Cカード取得した3人と一緒にビーチに。
一本目ラウラウ、二本目オブジャンの予定。

一本目のラウラウはなかなか。ライセンス組もとてもいい感じに潜っている。
ラウラウといえば、昨年まではアジ玉が渦巻いていたポイントだが、いずこかに消えてしまって今年は会うことができない。
とはいえ、透明度もよく、アオウミガメも登場。

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2本目、つまり僕の通算100本目。
美しいオブジャンビーチで、ルーキー達と楽しもうと思っていたが、なんと海況悪化の関係でラウラウしか潜れないとのこと。
ライセンス組は結局これで6本連続でラウラウを潜ることに。

2本目のラウラウは海況悪化の影響を受けてか、うねりが激しく砂が巻き上がって、異様に視界が悪い。 いやはや、100本目はにごり酒だ。

海底でルーキーズ3人に胴上げさせ(笑、お祝いを。

この一本は視界の悪さと砂の嵐で写真はほぼ全滅。。

以上でサイパンダイビングはおしまい。

楽しかったし、何より3人が無事ダイバーになれたことが嬉しい。

が、3人はラウラウ以外の海を潜っていない。これでは、「ドカベン」だけ読ませて漫画の面白さを語るようなもの。
せめて別のビーチを潜らせて、バリエーションの片鱗を感じさせたかった。
とにかく今後はもっとたくさんの海を潜って、色々な経験をして欲しい。

まずは遊佐君を慶良間に連れていく、だな。
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サイパン2008その5:アイスクリームのイーグルレイ(トビエイ)群 [ダイビング:サイパン]

サイパン最後のダイビングは、再びボートに乗り込んで「アイスクリーム」へ。
ここも前から潜ってみたかったポイントの一つ。

なんで「アイスクリーム」なのかというと、それはこれがあるから。


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大きなハードコーラルの珊瑚山。まるでソフトクリームのような形をしている。
これを称して「アイスクリーム」だそうな。

さて、このポイントにはイロイロな生き物がいて楽しい。

ふと上を見上げると、丸々と太った「ダツ」がホバリングしている。
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さて、サイパンといえば、「イーグルレイ」と呼ばれる、マダラトビエイの群れが現れるので有名。

イーグルレイはマンタと比べると小ぶりだけど、編隊を組んで悠然と”飛ぶ”姿はなんとも悠然としている。

このシーズンはアイスクリームにも現れるかも、というので期待していたら。

来た来た。
15枚近い結構な大編隊だ。

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トビエイはストレスを与えると二度と来なくなってしまうため、追いかけたりしてはいけない。
あまり近づいて写真を撮ることはできなかったが、悠々と泳ぐその姿には興奮した。


そんなわけで素晴らしいダイビングを楽しんだ。

サイパンすごい!!!


帰りのボートからはくっきりとが。

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何から何まで最高のダイビング一人旅@サイパンでした。


タグ:ダイビング
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サイパン2008その4:ラウラウビーチのウミガメ [ダイビング:サイパン]

ラウラウビーチではアオウミガメにも出会った。

カメの写真は大好きなんだけど・・・・

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肉迫した!

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ハンサムなウミガメでした。

ラウラウビーチ楽しいねえ~~~~~

素晴らしい1本でした。
タグ:ダイビング
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サイパン2008その3:ラウラウビーチ、驚愕のアジ玉 [ダイビング:サイパン]

2日目に潜った「ラウラウビーチ」はサイパンで最もポピュラーなダイビングポイントの一つである。

それゆえなのか、あんまり皆騒がないのだが、ここでは最近スゴイものに出会える。

それはメアジ(小ぶりのアジ)の巨大な群れ、通称「アジ玉」である。

「運がよければカスミアジ(でかいアジ)がアジ玉に食らいつくシーンが見られますよ」

とのこと。


へえ~、と思ってエントリーすると、いきなりこれだ!!↓

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視界を覆いつくすメアジの群れ!021.jpg

興奮して写真を撮っていると・・・突然近づく大きな影。

カスミアジが来た!

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カスミアジがメアジを包囲する。メアジは球状になって防備を固める。

ちなみにカスミアジはしょっちゅう会うのだけれども、こんなに奇麗な紫色をしている印象はなかった。
いつもならだいたい水深10m以深で見ているため、色の印象が異なってしまうのだ。
このアジ玉は水深5mくらいのところなので、太陽の光がよく入っている。

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アタックするカスミアジ!必死に逃げるメアジ!!
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うぉおお~~~~スゴイ~~~~~~~

凄すぎる。

魚群が大好きなボクとしては失神モノのシーンである。
パラオでも見られない―、まるで映画「DEEP BLUE」のような光景だ。

アドレナリンがドパッ!と出た。

こんなものが浅瀬で見られるとは・・・
ラウラウビーチ恐るべし!
タグ:ダイビング
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サイパン2008その2:グロット(GROTTO)、最も有名なダイビングポイント [ダイビング:サイパン]

サイパンに潜りに来たならば、世界でも有数の著名ポイントである「グロット」に潜らねばならない。
最近たった看板によると「THE GROTTO」・・・つまりいわば「本家グロット」。もはや必達目標と言えるが、海況が悪いと潜れない。今回ショップで一緒になった方は、2月にグロットに潜れなかったのでリベンジしに来たと言った。

さてグロットとは、内陸にタイドプール、そこから外洋に向けて大きな洞窟が3つ口をあけているという、世界にも希少な地形ポイントである。

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グロットはエントリー・エグジットの際に波が荒いときがあり、むきだしの岩のみの足場はとても危険である。
よって、現在はダイブ本数が20本以上でないと、潜らせてもらえないショップが殆どだという。
私が3年前にサイパンでCカードを取ったときには本数制限など無かったが、実際にここでちらほら死亡事故があることを考えると、妥当な話かとも思う。ショップのガイドさんは「危ないシーンを見ることがずいぶん減った」と言っていた。

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潜行するとすぐに直径30mくらい?の大きなドーム状のケーブになっている。
洞窟なのに、その大きさによりかなり明るく感じられる。

外洋への出口は、青い幻想的な光を放つ。

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外洋に出るとうねりがあり、いろいろな生物に遭える。3年前にはウミガメやバラクーダに遭ったが、今回は特に際立った大物はいなかった。
その代わり、妊娠中のフグに遭った。

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お腹がポッコリふくらんんでいるのが分かるだろうか。

外洋とタイドプールをつなぐ穴は三つあるのだが、真ん中の穴にはウミウチワがびっしりと生え、まるで森のようだ。
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EXITするためタイドプールに戻ると、陽の光がきらきらと煌めく。
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水面を水中から撮影した。まるで逆向き写真のように見える。波頭が白い。
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「グロットは世界一好きなポイント」というダイバーは多い。
111段といわれる階段をタンク背負って往復する心地よい疲労感も手伝って、冒険心を満足させてくれるのだ。
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サイパン2008その1:テニアンの地形スポット [ダイビング:サイパン]

2008、ダイビング一人旅@サイパン。
清水の舞台から飛び降りるつもりで3日間休みをとり、ややゆったりしたスケジュールで楽しんできました。
陸上でも楽しいことがたくさんあったのだけど、まずはダイビングの話を。

サイパンは僕がCカードをとった、いわばダイビングのルーツ。当時はCカード講習で周りを見る余裕などなかったし、ボートにも乗らなかった。
ライセンスをとってから3年弱、約70本が経過して、果たしてサイパンの海はどう映るのか、と。

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<ノコギリダイとアカヒメジの群れ>
グアムにもいたが、こっちの群れはなんだかやたらと近寄ってきた。

初日はテニアンにボートを飛ばした。
妻のサクラコは潜ったことがあるようだが、僕はテニアンには初めて潜る。

●テニアングロット

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テニアンといえば、「テニアングロット」らしい。
繊細な趣をもった洞窟スポット。

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グアムのブルーホール、パラオのブルーホール、サイパンの本家グロットに比べるとだいぶ小ぶりだが、
清潔感のある気持ちのよいケーブポイントだった。


●フレミング

テニアンで感動したのが、ここ「フレミング」。


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ご覧いただければ分かるとおり、70~80mほどの切り立った断崖絶壁
僕はダイビングにおいては魚群とドロップオフ(崖)が大好物なのだけど、ここの切り立った断崖ぶりはアドレナリンが出た。
こういうポイント大好き。
雄大な地形が楽しめるのは透明度の高いミクロネシアならではだ。

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すごい空中浮遊感!!
ダイビングの醍醐味は空を飛んでいるようなこの自由さだと思う。

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さてフレミングではカメも。
カメは何度か遭遇した。

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キレると超怖い、海の荒くれ者「ゴマモンガラ」も。
産卵期にはテリトリーに近寄る人間に猛烈に攻撃してくるので注意だそうだ。

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天皇陛下が訪れている [ダイビング:サイパン]

僕らがサイパンにいたのは一月前なのだが、ちょうどその頃から
「天皇陛下がいらっしゃる」とのことであちこち大騒ぎだった。
陛下もお泊りになっている ホテル ニッコー サイパンではペンキの塗り替えやらエレベーターの補修やらを盛んにやっていた。

で、いよいよ昨日から両陛下はサイパンにいらっしゃったらしく、遺族や島関係者とお会いになっているシーンが盛んに報道されている。
その中で、米軍資料としてバンザイクリフ・スーサイドクリフから民間人が飛び降りるシーンがプレイバックされていた。話で聞いて想像はしていたのだが、あの巨大な断崖絶壁から飛び降りるなんて。その心情にはいくら想像しても近づくことはできない。

あんな天国のような島で、どんな地獄があったのだろうと思うとやるせない。

サイパン■大戦の苛烈すぎる爪痕[バンザイクリフ]
http://blog.so-net.ne.jp/loudminority/2005-06-06


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SAIPAN、恋の人形? [ダイビング:サイパン]

えりログ の えり さんよりコメントいただいたのでトラバしてみます。
テレビは観ていないのですが、たしかにその人形はサイパン中央のDUTY FREE SHOP ”GALLERIA” に売っていました。

サイパンってあんまり土産物が無いんです。
たぶん、戦中焼け野原になった際に、殆ど生産性の無いマメ科の「ギンネム」という木で覆い尽くされてしまったために畑が作れず、名産品ができなかったのだろうと思われます。
そのため、土産物屋には<オートメーション的>というか、大量生産だなあ、どこでも売ってるんだろうなあという雰囲気がプンプンするマカダミアナッツ系チョコレートやなぜかスイスのチョコ菓子なんかが売っている。グアムでもハワイでもパラオでも下手するとポリネシアの方でもおんなじのが売っていそうだ。

その中でも一きわ目立っていたのが、「SAIPANDA!」という、パンダの鼻の先にツノが生えたような一見カワイイキャラクターがデザインされたクッキーなどのラインアップ。
SAIPANとPANDAをかけたダジャレというだけかと思いきや、鼻の先のツノを見る限り、どうやら「サイ」をかけているようだね。
ふーん

って、ちょっと待て。
「サイ」って日本語じゃねえかよ!!「サイ」と「パンダ」であわせて「サイパンだ!」かよ!
どこまでも日本の資本が根深く…サイパン。

とまあ、そのように「洗練」された商品群の中でもひときわ貧相な、小汚いカンジで陳列されていたのが、どうやらテレビで紹介されたらしいくだんの「ボージョボー人形」だった。
正直、長い人生の折々でネイティブな手工芸品をいろいろ見てきたが、この「ボージョボー人形」はその貧相さ度合いで群を抜いていた。
唯一のネイティブなお土産かもしれないとはいえ、予備知識なしで買うってのはあんまりないだろうよ…と思う今日この頃であった。
これを買っておけばなんかいいことだあったのだとしたら、無性に損した気分である…

>サイパン「グロット」の美しい!写真はこちら
http://blog.so-net.ne.jp/loudminority/2005-06-01

>サイパン「ウィングビーチ」の爆笑!写真はこちら
http://blog.so-net.ne.jp/loudminority/2005-06-03-1

サイパンだっ!ボージョボー人形だっ!!
見ました?世界仰天ニュース。
ボージョボー人形を買って、サイパンから帰ったらすぐにデートの誘いが来て、
結局付き合うことになって、2ヶ月で結婚したって話です。
Dr.コパも「サイパンは日本から見て南だから恋愛のパワーがある」って言ってました(笑)。
これは行くしかないのか????(爆)
サイパンなら週末を利用して行っても十分行ってこられるし。
フライトだって沖縄に行くのとたいして変わらないし。

まあ、この話が仰天ニュースのスタッフの話、というところが少々ひっかかりますがね。
ついつい「やらせか?」と思ってしまう猜疑心の強い私には、
ボージョボー人形のご利益はないかしらん???



サイパン■大戦の苛烈すぎる爪痕[バンザイクリフ] [ダイビング:サイパン]

サイパンでの全てのダイビングを終え、最終日は島内の観光ツアー。
ツアーと言ってもバスで回るだけ、2時間半くらいの短い案内だ。

で、サイパンに来たので絶対に足を運ぼうと思っていた「バンザイクリフ」を見る。
サイパン島はかつて旧日本帝国の領土で、7万人ほどの日本人が住んでいたそうだ。本土防衛の要所としてかなりの戦力を集めていたらしいが、米軍の圧倒的物量による攻撃で陥落し、多くの軍人・民間人が亡くなった。
「バンザイクリフ」は高さ数十メートルの断崖絶壁だが、ここから戦況に絶望し追い詰められた日本人(民間人)が数千人も飛び降りたそうだ。

「旧日本軍司令部跡」には、当時日本軍が使用していた戦車や砲台が集められていた。砲台はまだしも、戦車はビックリするほど小さく、とてもではないがこれに乗って戦争をしようと思えない代物だった。第二次大戦の実情について大きく認識を修正することになった。
司令部となっていた鉄筋コンクリート(!)の壁には、砲撃による穴がそのままになっており、戦火の壮絶さを想像させられる。いたるところに銃弾の跡があり、血こそ洗い流されてはいるものの、凄絶な惨状を思い描くことになった。

背後にそびえる巨大な崖は「スーサイド・クリフ」と呼ばれており、その腹には数十メートルに及ぶ巨大な穴が幾つか穿たれている。これは、米軍による海からの艦砲射撃の砲弾によるものだとの話だった。すさまじいとしか言いようがない。

ちなみに、サイパンのダイビングスポットのガイドブックを見ると、オススメスポット!の中に「バンザイクリフ」と書いてある。なかなか良いスポットだと。
・・・ええと、何千人もの同胞が身を投げた海をレジャーで潜るのはちょっと敬遠したいところです。霊感の強い人だと、引っ張られるんじゃないの?

さて、そんなわけで楽しかったサイパンも終わり。
秋にはまた来るぞと心に誓いつつ。


サイパン■ファンダイブ3,4本目、ウィングビーチ [ダイビング:サイパン]

最終日、早朝グロットで疲れた体を引きずりながら、最後のビーチダイビングに臨む。
本当はボートが良かったのだけど、予約がいっぱいで入り込めなかった。

最初、有名な「オブジャンビーチ」に行く予定とのことだったが、荒れてしまっていて行き先変更。
年のうち春から夏以外は潜れないという希少価値の高い「ウィングビーチ」に向かった。
このウィングビーチ、非常に遠浅であり、またベストダイビングスポットがビーチの右翼の岬状になっている場所であるため、またもやすごく長い距離を歩かねばならない。ももの筋肉がパンパンだが、ここは泣き言を言わずにがんばらねばならぬ…とサクラコと二人、タンクを背負って黙々と浅瀬を歩く。足元は見るからにナマコ天国で、なるべく踏まないように歩くのだがそれがまた疲れる。

さてようやくエントリーすると、おお!これってなにかしら!キラキラと稚魚達の大群がお出迎え!見渡す限り、色とりどりの小さな魚たちに囲まれている。ひょっとして、小物天国?このビーチ、楽しいかも!
岬に沿って右側に長い壁があり、いろいろな生き物がいる。海底にはカエルウオやハゼの仲間が。

ハタタテハゼとかいう魚。背中にピヨッとたっているヒレがかわいい。

クマノミ・アネモネは2,3種類見かけた。むしろイソギンチャクのバリエーションの豊富さに驚いた。

カメラ目線がカワイイ!ナイスショットだ。

しかし、トンでもないものを発見!

海底に居座るでっかい馬フンみたいなナマコ。

いや、書かなくてもわかるってば。
良い子の皆さんはダメですよ、真似しちゃ。海の生き物にいたずらしてはいけません。
まあこれは実害ないと思うけど…
ていうか思わず吹き出しちゃったよ。これが原因で窒息したらどうしてくれんだ。

とにかく明るくて生き物にあふれた素晴らしいビーチでした。
しかし、2本潜るために費やしたカロリーは相当なものだと思う。35キロのタンクで水場を合計1キロ以上歩いているのではなかろうか。窒素よりも乳酸がたまるっての。


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