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目黒の蕎麦屋「川せみ」 [[恵比寿]プチグルメ紀行]

※目黒なのに「恵比寿プチグルメ」とは面妖な・・・と思うが、たぶん目黒についてさらに書くことはないと思うのでこれでイキます。

川せみ」は代々木上原「山せみ」の姉妹店である。
「何ゆえ恵比寿でも品川(仕事場)でもなく目黒なのか!!!」と思わず激昂してしまうほど僕にとって個人的に中途半端な位置にできたわけ。とはいえどちらにしろ代々木上原よりは近い。
行人坂を下りて、雅叙園を越えてようやくたどり着いた店内は明るく、山せみよりもモダンな印象。天せいろ、たこわさ、湯葉の煮物などを頼んだところ、当たり前だが山せみと同じくらい旨い。

湯葉と京野菜の煮物。出汁が繊細でおいしい・・・・

いや、天ぷらに関して言えば、偶発的なものかもしれないが、山せみよりも旨かった気がする!
で、そば。この日はオーナー(すばらしい打ち手だ)がいたため、オーナーが打ったと思われるそばを食す。ざるは山せみと違う丸いざるで、だいぶ印象が変わったが、そばは相変わらず、感動的に美味しい。超・コシが強いアルデンテ(?)で、のどごしにキレがある。

これも気のせいかもしれないけれど、粗めにひいたそばの実が少しざらっと残っていて歯ざわりと香りにアクセントを与えていたように思った。「山せみ」と白金の「三合庵」のいいとこどりか?と思った。

とにかく場所はホリプロの社員しか通えないだろうというくらい辺鄙な場所だが、我慢できなくなったらタクシーに乗ってでも行ってしまいそうだ。


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台湾料理「欣来」に驚倒する の巻 [[恵比寿]プチグルメ紀行]

久々に驚かされました。中国料理「欣来」
恵比寿に昔からある、小さな、そして薄汚い台湾料理屋さんです。

見た目は単なる町の小汚い中華という感じで、夫婦で「入ってみようか?」とはまずならないような店。
ところが実はここ、知る人ぞ知る老舗。広告業界や音楽業界のお偉いさんつい来てしまうという、味には定評のある店なのだ。自分で実際に食べてみるまで半信半疑だったが、何人かにここの評判を聞いたので多少は期待していった。

席に着くと、いきなり豪快な中国人のおばさまが
「サービス、漢方のスープ。夏バテに効くよ」
と一杯のスープを出してくれた。一日の定量が決まっているので、無くなったら知らぬ顔して出さないそうだ。
で、このスープ。「ほおっ」と声を出してしまうほど美味しい。一番近いのは、韓国料理の参鶏湯(サムゲタン)。山ごぼう、クコの実などが入って滋養がありそう。このスープだけでかなりハイブローで、こっちはほとんど言うなり状態。キャベツがうまいと聞けばキャベツを頼み、牛肉がうまいと聞けばそれを頼む。で、一番のおススメは「エビとアボカドのマヨネーズ和え」だというのでもちろんそれも頼む。どれも値段のわりに量が多い。アボカドなんて丸々一つ使っていると思う。


シメはビーフン。台湾だし。

というわけで、食べ終わる頃には、死んだ実の母が「台湾料理はうまい」と言っていたのをしみじみ納得していた。
台湾料理はあまり過剰にスパイスを使わずシンプルに火加減で食わせるという印象があるのだけど、ここのはまさにそうだった。「きっと何を食べても旨いのだろうな」と信頼してしまう。
※ただ、杏仁豆腐は素朴すぎて日本人には今ひとつかもしれない。隣の家族連れがゼリーのようなものを食べていて美味しそうだったので次はそれを食べてみようと思う。

この店には徹頭徹尾「演出的」なものがまるで無い。
デジカメで写真を撮ってたら
「あ~、何かに載せてくれるの?」というから、
「ホームページ」
と言ったら、
「私たち誰もインターネットできないから、ホームページ無い。だけどお客さんがみんな勝手に載せてくれる。ありがたい」
というようなことを言っていた。

古くからの恵比寿の<底力>を感じる店だった。
常連必至。


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恵比寿、立ち飲み天国 [[恵比寿]プチグルメ紀行]

先月くらいのdancyuでも特集されていたようだけど、巷では立ち飲みが流行りつつあるらしい。
というか、恵比寿がメッカだそうだ。
恵比寿西口のロータリーから西に向かう商店街の一つ「恵比寿銀座」がその中心地だ。中心地といっても、月島のもんじゃとか秋葉原の電気屋みたいに立ち飲み屋ばかりがずらっと並んでいるというわけではなくて、ポツポツと3、4軒散在しているだけだ。

駅に一番近い、ちゃんこ鍋屋の下にある、名前がよくわからない立ち飲み屋は数年前からあったのだけど、その20mほど先に「立呑屋」というそのまんまな名前の店ができて、火がついたらしい。

この「立呑屋」、サクラコがいない時などに何度か一人で行ったことがある。
その内の一回は、yet to be 不倫カップルがまさに交渉成立して真後ろのラブホテルの方角に消えていくというプロセスを小一時間に渡り目撃&立ち聞きしてしまい、たいへんイヤな気分になった。別に不倫を忌み嫌っているというわけではなく、その男女がたまたま非常に人間性が小汚いヤツラで、男はエロブタ、女は小ズルイ雌犬という感じで嫌悪感をもっただけなのだけど。
で、そんな目にあっても尚何度か立ち寄ってしまうのは、その店に魅力があるからである。

立呑屋のフードは主に串焼きであり、これらがなかなかウマイ。そして安い。難点は、時間が遅いと殆どのネタが品切れになってしまうこと。ビールも安いし、ある時に関してはビール一杯100円キャンペーンにあたり、ガブガブと一人で5杯くらい飲んでしまった(笑)。俺は一人で文庫本を読みながら飲むのが好きなので、ここはとても気に入っている。だいたい1500円から2000円くらいあればほろ酔いになれる店だ。

で、その立呑屋と同じ経営母体が近くにもう一つ立ち飲み屋を作った。それが「18番」である。場所は「立呑屋」からさらに先に進み、道を渡ってCONZE恵比寿を通り越したところにある。

「18番」は簡単に言うとスペイン料理というかスペインのバル風の立ち飲み屋だ。だから、「ハモンセラーノ」「ハモンイベリコ」などのスペイン生ハム、マッシュルームの陶板焼きなど、スペイン料理でワインを飲むのが一番ウマイと思っている僕らにとってはなかなか魅力的である。なかなか行く機会がなかったのだが、昨夜サクラコとの待ち合わせで時間が空いたので、一人で行ってみた。


本格的に食べたわけではなく、ハモンセラーノとピクルスでビールとワインを飲んだだけなので包括的なことは言えないが、手近な感想としては「コンセプトは良い」「フードは充分ウマイ」ということ。
ただし、「店員が投げやりでイマイチ」「ちょっと高い」。店員がイマイチなのは、サービス度外視で安くうまいものを提供しようというコンセプトに適合(?)しているからまあいいのだけど、ハモンセラーノは800円で写真くらいの分量、イベリコはもっと高い。気楽にのむ割には値段がいってしまう。まともに飲み食いしたら、一人だいたい4000円くらいになるのではないだろうか。
あと、店員は<店が流行っているのが自分のおかげ>だと勘違いしているフシがある。この店が流行っているのは経営側のセンスと戦略によるもので、雇われ店員のキミ達の功績は少ないよと言いたい。

立ち飲みってのは、気軽で楽しいもの。夏になればますます流行ると思うが、すでに現在で充分混んでいるので、地元民としては月曜日~火曜日にゆっくり楽しむとするか…。


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恵比寿でジンギスカン [[恵比寿]プチグルメ紀行]

最近ジンギスカンがブームだそうな。なんでも、おいしくて/安くて/ダイエット効果があるそうで。それが本当ならそりゃあブームになるだろうね。

現在、中目黒には「まえだや」という汚いお店と、「くろひつじ」というキレイなお店があり、この2軒が知名度がたいへん高く、人気を博している。
ところが、この激戦区にはもう一軒注目に値する店というのがあるそうな。それが「鐡玄(てつげん。鐡は鉄の旧字)」。去年の春に中目黒に出したばかりだというのに、今月2号店を恵比寿に出したそうな。近いし、恵比寿のジンギスカン「海月(くらげ)」が予約がいっぱいでとれなかったこともあって、恵比寿「鉄玄」に行ってみた。

「鐡玄(てつげん)」

恵比寿南の交差点、トラジ本店の路地の入り口近くに店を構える。
店構えはなかなか渋い。新しい店なのにもう何年か前からあるように見える。ただし中は相当狭い。合計20人くらいでいっぱいになってしまうか。カウンターがメインで、座敷が6人~8人分。

メニューはものすごく豊富。他のジンギスカン屋と違うのは、くじら、鹿、馬、牛、軍鶏など、様々な種類の肉が楽しめること、また酒の肴になるメニュー、生で食べて美味しい野菜類(フルーツトマトや行者にんにく、しまらっきょ等)があり、大人のための総合ダイニングとして充分すぎる品揃え。かならずしもジンギスカンを食べなくても楽しめる。店主いわく、肉類はそれぞれ日本各地の名産地から取り寄せているそう。
で、肝心のジンギスカン。スリットの入ったジンギスカン鍋に脂を載せる。羊の脂はヘットともラードとも違う、甘い香りがする。
肉はマトンではなくラムを使っているそうで、きれいな色のロース。先に野菜を食べつつ、肉を食べるとこれが店の独特のタレとあいまって非常にうまい。いや本当にうまい。焼肉ほどこってりでなく、焼き鳥・焼きとんより食べ応えがある。
あらあ、どうして今までこれを食べてこなかったんだろう…と人生を振り返って後悔してしまうほど、美味しく感じた。タレにはカレー粉がはいっているらしく、ほのかな香りがする。これがこの店の特徴なのだろう。追求してみたら、しょうゆをベースに野菜や果物など説明できないほど色々なものが入っているそうな。それは真似できない!

でビール飲みつつ、ジンギスカン食べつつ、ちょっと鹿のタタキなんかをつまんで完全に満腹。これでお値段9000円程度。ジンギスカンとしてはやや価格設定は高めだそうだが、大人の総合ダイニングとしての機能を考えれば充分リーズナブル。

おすすめだけど混んでしまうと行きづらくなるなあ…。


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「nana」の蓮根ハンバーグ [[恵比寿]プチグルメ紀行]

我が家のウラ、と言ってもイイくらい近場にある有名店。
nana
とっても美味しい&おしゃれめな定食を出す。ものすごく料理の上手な奥様が丁寧に作った家庭料理という感じ。奥では楽しそうに宴会することもできる。アットホームかつ清潔な良い店だ。

↑撮る前にちょっと食べてしまった。


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めし処 「こづち」で恵比寿の懐をかいま見た。 [[恵比寿]プチグルメ紀行]

恵比寿の奥深さを見た。一人だったので、たまには「古い恵比寿(アトレが建つ前の)」の文化にでも触れてみるか、と入ったのがこのキッタナーイ めし処「こづち」。
見た目は飯場のそばの定食屋。ていうか実態もそう。
コロッケとアジの開きを頼むと、ほどなくしてこれ以上はシンプルにできない!というくらいシンプルな皿で出てきた。なんか薄汚くて量も多い。ま、食べると油が古かったり、魚もパサパサだったりするんだろう…と思った俺が馬鹿でした。
いちいちちゃんと旨い。コロッケはたしかにそこで作った手作りという感じでじゃがいもホクホク。もっとスゴイのが、でかいアジの開き。脂がのってるだけでなく、外は香ばしくやや焦げて、中はふっくらジューシー。完璧なアジの開きだ。いやー驚いた。で、ビール大瓶も含めて1400くらいだったかな。

オヤヂもイイ感じ。朴訥、口数少ないが誠心誠意コミュニケーションをとってくる。
「めし、いらねえの?」
とか
「ゆっくり、食ってけよ」
など。

うーん、恵比寿は懐が深い。まだまだ俺なんざ、新入りだからねぇ。


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恵比寿焼肉事情 その2 [[恵比寿]プチグルメ紀行]

さて雑誌などを見るにつけ、恵比寿東口の韓国料理事情というのはかなりHOTだと推測していました。僕らが住んでいる渋谷橋近辺はまさにラーメン激戦のグラウンド・ゼロという感じですが、東口駅前の通り、「びっくり寿司」の左を広尾・白金方面に7,8分歩くと、ここに「韓国料理激戦」の最前線があります。

※このエリアはなぜだか知りませんが突発的に有名レストランが濫立していて、どこも美味しそう。不思議なグルメ街になっています。

「YURI'S(ユリィーズ)」

静かな住宅街に突然あります。「POLSECCO」の並び、蕎麦屋「慈玄」の隣にあります。目の前に新橋湯という銭湯があり、ここが元来の恵比寿の街並みなのだと気付かせてくれます。
なんとなく北品川あたりの焼肉屋を思わせる素朴な店内ですが、壁一面にメニューの張り紙がしてあり、賑やかな感じ。どれもこれもあまり聞き覚えの無いメニュー名ですが、おかみさんに訊きながら「トッポギ」「パジョン」「ネギキムチ」などを頼みました。
キムチ系がとくにそうですが、ものすごくネイティブな味。日本人向けに調整して<いません>という強い意思が感じられる。旨いです。パジョンはやや粉っぽくて、お腹が張る割には美味しく感じなかった。で、トッポギ、これは聞いたこともありませんでしたが、言うなればプルコギ風の味付けの野菜・肉炒めに細長いモチが入っている。宮廷料理だそうです。これは非常に美味しかった。たぶんプルコギが旨い店なんだろうと思いました。今度はプルコギ食べよう。海鮮鍋類も良さそう。
全体的に、韓国人による韓国人のための、韓国ネイティブ料理という感じ。

「ソナム」

雑誌などを見る限りでは圧倒的知名度・人気のソナム。予約をしたら、21時からなら…ということで腹を空かせて行ってきました。場所はYURI'Sの真裏、というかYURI'Sがソナムの真裏なんですけど。ジャマイカ料理の店や、お好み焼き屋などがひしめく、賑やかな通り沿いにある。
入ると、店内にイイ匂いが漂っている。イイ匂いのレストランはだいたい美味しいもの。期待が膨らむ。
「海鮮チヂミ」「まぜキムチ」「春雨(チャプチェ)」などをオーダー。どれも味は濃い目だが食べやすくて旨い!海鮮チヂミは具沢山で焼き加減も絶妙。泉岳寺の伊皿子にある「オモニの台所」のチヂミに肉迫する旨さ。まぜキムチは生野菜キムチという感じで、シャキシャキとしてビールとよくあう。チャプチェは「ごはんにかけて食べたい」感じ。
で、メインは「カムジャタン」。ムシャムシャ骨にむしゃぶりついて、ジャガイモ、春菊の定番の具も良い感じ。辛さも程よいが、ウワサでは日本人客には少し辛さをセーブしているとかなんとか。鍋が終盤に差しかかった所で、「ごはんサリ」を頼む。女性二人と僕の合計3人だったが、ごはんサリは一人前だけ頼んだ。
これは、鍋に残った汁(辛くて旨い、栄養たっぷり)にご飯・岩ノリ・ネギをぶち込み、おじや状になったところで鍋をガンガン強火にかけ、石焼ビビンバの要領で焼いて食べるというもの。
これはマズイはずがねえだろ(興奮)!というところで期待通りの楽しさ。知名度に決して劣らぬ素晴らしい満足感でした。

さらに、3人で行って上記を食べて、ビールとマッコリ飲んで超・満足して一人3300円(笑)。これは病みつき。絶賛させてもらいます。


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恵比寿焼肉事情 その1 [[恵比寿]プチグルメ紀行]

今後研究が進んでいくことを見越して、あえてその1と書いた。

恵比寿で焼肉と言えば、多くの人は「トラジ」を想像するだろう。たしかに恵比寿はトラジが文字通り「牛」耳っている。西口・東口で合計3店舗を構えていて、味は日本人好みに甘めで美味しい。
しかしながら、オトナ向きグルメ雑誌あたりをパラパラめくると、実際恵比寿にはものすごく多くの「韓国料理屋」があることに気づく。必ずしも「焼肉」ではなくて、韓国料理というジャンルにはいる店が、東口の駅前の通りを周辺に散らばっているようだ。

東口に美味しくて安い韓国料理屋を発掘する必要を感じたので、ここ2,3週間リサーチしていた。特筆すべき店が幾つか見つかったが、まずは近場で2つほどご紹介。

「とんまま」

つけ麺「ぢゃぶ屋」の内廊下挟んだ向かい。前から気になってたけど、ネットで見たら評判が良かったので行ってみた。
ここのメインメニューは、豚のバラ肉(肉厚)を、かたむけた石板で焼くというもの。ガスコンロ自体を斜めにして石板を置くのは非常に危なっかしく思えるのだが、三枚肉からどんどん油が落ちる。最終的にとても香ばしく仕上がった3枚肉を焼きキムチやとうがらし、にんにくとサンチュで巻いて食べる。
これがウマーイ。ガツンと旨みがあるのになんだかさっぱりしている。正直、久しぶりに驚いた美味しさだった。
カムジャタンも名物らしい。辛いがこれもお味が洗練されてて楽しめた。豚の骨以外の具がやや少ないので日本の鍋にくらべて食べでは無いかもしれないが、これはそもそもそういうものなんだという説得力がある。骨をしゃぶることに意義がある。

結論として、この店はとても楽しい。リピート必至の店だ。牛を食べないので値段も安い。
絶賛させてもらいます。

「こぐり」

東口の焼肉ではダークホースだが、またそういうところがバカにならないんだと気づかせてくれた焼肉店。駒沢通りを渋谷橋に向かって歩くと、ほどなく左側にある。

全体的に味は濃い目だが、チャンジャやキムチも旨い。真面目な焼肉屋という感がある。
ここのスゴイところは、佐賀牛の特上カルビ。それに尽きる。1500円くらいなので、最初「高いかな」と思うが、出てきてみれば「よくこれがたったの1500円で食えるな」と思えるほど見事なサシの入ったステーキ肉が出てくる。ステーキ肉と書いたのは決して大げさではなくて、いわゆる焼肉とはゼンゼン扱い方が違う。

これはサンチュで食べるのがベスト。ごはんで食べてもいいけど、ちょっと勿体無い感あり。それに、相当リッチな肉なので、これ一皿でだいぶ満足する。足りないと思ってハラミやカルビをどかどか頼むと食べきれないのでご注意。


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山頭火は「輪の外」 [[恵比寿]プチグルメ紀行]

恵比寿といえばラーメンということで、一人になるととりつかれたようにラーメンを食べている気がする昨今。

さて、というわけで(ちょっと前になるのだけど)10日前の日曜日の昼。
「九十九」に行ってみたら15人ほどの行列。よく考えたらチーズが入ったら(究)ラーメンも、九十九トンコツもとくに食べたくないことに気づき、「一風堂」の赤丸目指して進路変更。
「一風堂」はもっと並んでた。20人以上だった気がする。

地元に住んでるのにわざわざ週末に並ぶのはものすごく損!な気がしたので、道を渡って「山頭火」に。

「山頭火」

ご存知かと思うが、山頭火は「トロ肉ラーメン」で有名な北海道出身のラーメン屋である。渋谷の並木橋のあたりにある店舗にはいつも人が並んでいる。
が、恵比寿店は誰も並んでなかった。客の出入りは順調にあるものの、供給スピードが充分間に合っている程度。やっぱり昼ドキくらいは需要過多でないと、人気店とは言えない。

実は辛いラーメンが食べたかったので、辛みそラーメンを頼んでみる。よくみると、周りの客も辛みそを頼んでいる人が多いようだ。辛みそのどんぶりは他よりも少し小さい。
来てみると、辛みそラーメンにもトロっとしたチャーシューというか肉がのっていて、これは非常に美味しい。さすがトロ肉の山頭火。
で、麺はというと、とくに特徴の無いちぢれ麺。
スープは、こちらもとても美味しいは美味しいのだが、とくに特徴は感じない。「辛い味噌」である。
食べ終わると一抹の不満足感があったが、それはトロ肉に比べて他がフツーすぎることによるものだろう。
だから、最低限「トロ肉ラーメンの辛みそ」か「チャーシュー麺の辛みそ」をオーダーするべきだったのだと気づく。

味自体は総じて美味しいと言える。さすが名高い有名店。だが、この店には大きな欠点があった。

それは店構え。

薄暗い店内は格調というより無個性な感じで、せっかく各店舗で揃えたであろう壁の素材も蛍光灯の冷ややかな明かりの下で安っぽく見える。うん、最悪なのはこの安っぽい蛍光灯。この明かりのせいで、とてもこだわって作った店とは思えないのだ。だから楽しくないしありがたくない。美学が感じられない。サービス精神も感じられない。センスも感じられない。ラーメン屋だけでなく、飲食店はすべてそうではあるが、食べ物だけにお金を払うのではないのだ。

そんな当たり前のことに気づいた。
「山頭火」恵比寿店は、ちょっとリフォームするだけでゼンゼン満足度が変わると思うよ…。
恵比寿ラーメン激戦の輪の中に入りたいでしょうに。


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30歳記念フカヒレ。-筑紫楼- [[恵比寿]プチグルメ紀行]

30歳記念のフカヒレ。

30歳になった。
ママハハより、
「あんたの誕生日を祝ったことなんか一度も無かったけど、30歳記念ということでフカヒレおごってやる」
との打診あり。ちょうど恵比寿に旨いフカヒレ屋があるとのことで、両親と桜子と4人で小躍りしながら恵比寿「筑紫楼」広尾店へ。

「筑紫楼」
※「楼」は、本当は「きへん」に「婁」。

筑紫楼(広尾店)はなんと通っているスポーツジムの隣で、思いっきり僕らの行動範囲内だった。

今日はフカヒレを食べにきたので、余計なもので腹を膨らませてはいけない。
前菜には、ピータン、くらげなど。くらげは味が薄かったが、ピータンが妙に美味しかった。というか、見た目はピータンなのだが、白身の部分が美しく透明な琥珀色で、とても地面に埋まっていたとは思えない逸品だった。フカヒレは高くてもう当分食べられないだろうが、これは是非また食べたいと思った。

んで、冒頭のフカヒレ(の姿煮)。ずばり、100gで5000円くらいする(驚)。写真のフカヒレがお幾らしたかはご想像ください。
正直言って、相当にセレブなお方でないと食べないんじゃあ…という代物だった。思わず写真を撮った僕の気持ちがわかってもらえるだろうか。

さて、お味はというと、これがまた比較対象が僕の中に無いので的確な説明ができないのだが、コラーゲンたっぷり、どっしりと旨いものだった。煮込んでいるスープに、中国の少し甘い蒸しパンをつけて食べるのだが、これがまたたまらない。スープの部分は、少しトンコツやコムタンのような骨髄のコクがあって、どうしてまあ、サメのヒレなんかをこんなにも美味しく食べるものだよ…と感心してしまった。ちなみにフカヒレというものは一旦乾物にしたあと、なんかとても化学的な方法でもどして食べるのだそうだ。

この店にはもう一つ有名なものがあるそうで、それがこの杏仁豆腐。

とんねるずの「食わず嫌い王」のスペシャルで、女子アナチームがお土産に持ってきたのがこれだそうだ(ググッたらそう書いてあった)。
これは、杏仁の香り(アーモンドパウダー)はそんなに強くなくて、おそらく「つなぎ」に生クリームの類が入っているらしく、たいへんまろやか&濃厚。PASTELのプリン(*)が好きな人なんかにはたまらないんじゃあないだろうか。

ここはランチにはフカヒレ丼みたいなものをやっているそうで、そっちはリーズナブルに食べられるとあって、超人気だそうだ。しかし、こういうイベント的に楽しい食事はいいね。滅多にできないけどね。30年目にして初めてこんなでっかいフカヒレ食べたもんね。


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