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2007年、振り返りメモ [その他イベント]

備忘のために、07年を総括。今年も充実した一年だった。

●仕事

2007年初めの自分のメモや日記を見て驚いた。仕事のレイヤーや考え方はこの一年で劇的に変化したようだ。
思えば07年正月にはプロジェクトの取りまとめ方が茫洋としてよく分からず、頑固なシステム屋さんたちや、資料作りを避けるし遅刻の多い同僚たち(苦笑)、付け焼刃の外部デザイナー、プログラマーたちをどのようにしてまとめるかで胃が痛かった。
1年が経ち、プロジェクトは最終局面に近づきながらも「リスクマネジメントができていなかった(本当はできていたのだが、そのコンセンサスが足りなかった)」ためにちょっと調整局面に来ているけれども、僕自身としては迷いなく進めている。WEB屋の領分を遥かに超えたプロジェクトに、心血を注いだ一年だった。

そもそも・・・自分の理念を提案して大きな組織で受け入れてもらい、それなりの予算規模を投入させ、上司たちは全面的にバックアップしてくれ、人事評価も最高なんて・・・・社会的欲求の実現という観点で言えば、本当に幸せなことだ。サラリーマンであることをボクほど楽しんでいる人間もそうそういないと思う。

ただ、考え方が進歩すればするほど、ウチのチームの従来のスキームが全くなってない(?)ことを痛感。何人かの管理職も気づいているけれども、来年はちょっと組織の組みなおしでドタバタしそうだ。

●音楽
個人的には、とにかく「ギターボーカル(or弾き語り)に慣れた!」一年だった。今後、ジャズバンド以外では<ボーカルのみ>のステージはしないと思う。

ギターがあることで、曲に対する「参加度」が2倍近くになるし、歌詞と連動した表現幅も1.5倍くらいになる。歌い手がモチーフを表現する仕事だと仮定すれば、ギターボーカルってのは一つの答えだ。
普通、ボーカルって歌詞を覚える以外には事前練習はそんなにできないものだけど、弾き語りならば無限に練習できる。だから全体的にスキルもあがる。イイことづくめ。

○サクライブ
今年の前半は「サクライブ」があった。
りんたろうや煮号さん、あんけい、FB愛さん達と楽しいものが作れた。
 ★08年もやります!出演希望の方々はリハビリヨロシク!★

○エッセンシャルズ
今年の最大の収穫は、バンド・エッセンシャルズの結成(?)だと思っている。リズムの取り方から生活様式(?)までピッタリ来ている四人組、サクライブでのライブは録画を見直してもケミっているし、リハーサルもこの上なく楽しい。
年始はタピくんのWeddingで初演奏する。楽しみだ。


●参加したその他のイベント

G-1チャンピオン大会:司会(Phantom-Gとして)
我らがパンスターズ煮号さんが素晴らしい活躍だった。
http://www.abovedaworld.com/g1grandprix/index.html

テッシー結婚:二次会の司会、バンド
天才夫婦の豪華結婚式。まるーとコブクロをデュオした。楽しかった。

りんたろう結婚:バンドなど
奥さん「ねーね」とウチのワイフのコラボレーションが最高。来年はぜひこの夫婦にダイビングのライセンスを取らせたい。

ビジア10周年:バンド
創業したビジアも10周年。感無量ですわ。

日本語検定:
今年創設の「日本語検定」を受けてみた(初夏に2級取得、10月に1級受験)。結果「準一級」とイマイチ冴えないが、日本語の精度アップにつながったと思う。こういうのは楽しい。

etc・・いろいろあった。とくに失敗も無く、どれも楽しかったヨ。

●ダイビング

今年は7月の石垣島、10月の阿嘉島。

両方とも楽しかったが、石垣島は温暖化の影響でマンタが不発。1枚と一瞬邂逅しただけにとどまった。
あかじまは日本一のガイドと最高級の海を持つスーパーポイント。しかも、金曜日と月曜日を休むだけで中3日も潜れることを発見した。これは病み付きだ。
来年はプロジェクトも終わるので、4月あたりにバッチリ休みをとって、パラオあたりに行こうと思う。


●格闘技

今年は中軽量級のキックボクシング、K-1などが本当に面白い年だった。
K-1 MAXも、全日本キックも、良い選手が揃って見ごたえ充分。

後楽園ホールを中心に、良い試合を沢山観た。
中でも、「前田尚紀vs梶原龍児」戦を生で観られたのは本当に幸運。
http://gbring.com/sokuho/result/result2007_08/0825_ajkick.htm
http://www.boutreview.com/data/reports05/070825aj-kick.html

●猫

今年は「きびたろう」が登場し、いっそうにぎやかになった。
http://bokukibi.blog120.fc2.com/

「こむぎ」はテレビや雑誌、コンクール系で大活躍、ワイフは完全にステージママをしていた。
http://blog.so-net.ne.jp/citrusparadisi-momo/

来年はミニ写真集を出版するそうで、それはそれで楽しみ。

総括して、仕事、音楽、プライベート全てにおいて後悔の無い充実した一年だった。キツイ言いかたをすると「隙と無駄が無かった一年」だったとも思う。その充実は今のところ着実に良い変化を生んでいる。
全般的に、自分にも他人にもシビアすぎた感が否めないけれども、まだ若いので多少キツくてもよいかと思っている。

新年も同じ心持ちで臨みたい。


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言葉の数だけ概念がある?[日本語検定]について [その他イベント]

日本語検定」なるものがある。
というか、今年の6月に第一回が催行された、できたてホヤホヤの検定試験である。
http://www.nihongokentei.jp/

なぜか我が職場の管理部から「勇気のあるチャレンジャー求ム!」などとメールが送られてきたもんだから思わず受験してしまった。しかも、どうせ受けるのならば最高位を!ということで「2級」を。
(1級は英検と一緒で、2級保持者しか受験できない。ゆえに、第一回である今回は1級は誰も受験できない)

検定自体が第一回で勝手が全く分からなかったため事前に殆ど準備できず、500円で買った「大人の国語力」を斜め読みしただけで臨んだのがマズかった。
四字熟語や漢字、同義語が超難しい。自分としては読書量も多いし、言葉には比較的意識が高い方と自認していたのだけども、<見たこともない>熟語が出てくる。

しかも、例えば、
 
 被子植物 : 種子植物  と同じ関係性のものを選べ。
 あ)雑誌: 週刊誌    い)火成岩:石灰岩  う)禁裏:宮中 ・・・・

という類の問題が出る。
そもそも被子植物と裸子植物の関係性なんてウロ覚えだし、火成岩と石灰岩、これも理科。関係性わかんないよ・・・
(う)に至っては・・・こんな微妙なところまでは歴史マニアとかじゃないと分からないよ!日本文化研究家とか。牧師:神父 みたいのがあったとしても同様だね。そもそもプロテスタントとカトリックが違うということから知らないと話にならない、みたいな。

もはや日本語=知識全般ということになってしまっている。
言葉=概念である、とはよく言われることで、言葉に詳しいということはそれだけ豊富な概念と知識を兼ね備えているべきということなんだろうな・・・(言葉にできない概念もあると思うけど)

四字熟語も難しかった。

「意気衝天」とか「夜郎自大」とかはまだいいにしろ、「秋霜烈日」「春風駘蕩」・・・実例としてみたことがないよ。
※それでも今年で70歳になる我が父はあっさり知っていた。ジェネレーションの差ってのはいつでもあるよね・・・・。

とにかく、自己採点ではボーダーラインぎりぎり、落ちたかなあ・・・と思っていた。

その合否通知が昨日来たのだけど、幸運なことに・・・合格だった。一応総数2000人しかいない日本語検定2級保持者にかろうじてなることができた。一級受験資格もGETですな。

とはいえ、点数的にはかなりギリギリだったので一級に挑むなら相当な予備対策が必要だ。四字熟語は丸暗記、あとは漢検でも受けるかな(笑)。

目の前にハードルがあると萌えるな・・・じゃなくて燃えるな。


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GW2007総括 [その他イベント]

GW(・・・と書くと"ゲートウェイ"みたいだね・・・)イブは、宣伝部の美人3姉妹たちと飲み会at恵比寿「中村玄」。終わったあとY本さんとAFURIへ。メタボリックコース。とにかく楽しかった。スタートは肝心だ。

今年のGWは都内で結婚式に出る予定があったので海には行かなかった。
昨年はオーストラリアで豪遊⇒漁船で地獄クルーズをしていたことを考えると随分趣が違う。

■前半:

先輩兼バンド仲間兼友人のテッシーの結婚式が5月3日。
僕は二次会の仕切り&司会、ついでに一曲(コブクロの「永遠にともに」)バンドでやることになっていた。
準備はテッシー自身が非常にしっかりしていたこともあってかなりスムーズに進んでいたと思う。
が、並行してエッセンシャルズの練習もしていたためか、声が枯れ気味で司会&唄がちょい不安だった。
感動のシーンで声が裏返ったりして、いらぬ笑いをとっちゃかなわん・・・

そんなことを考えながら、バンドリハ、コブクロの練習、台本・・・という感じで前半を終える。
とにかく休みになるとすかさず飲んでしまうのだけど、バンドリハが控えているせいで少し酒量をセーブできたか?
いや・・・その分リハ後⇒深夜にガン飲みしていた気がする・・・

4/29 
「エッセンシャルズ」リハ、その後、八重洲 Cotton Club で「大野雄二&ルパンティックファイブ」を観る。
管楽器の二人が上手かった。ギターの若者がキャラが立っていたね。
大野雄二はもう60代中盤、酔いどれオヤジにしか見えないがそこが良い。

4/30
サクライブのバンマス会議at並木橋フレッシュネスバーガー。このフレッシュネスは天気がいい日はとても気持ちがいい。かわいい・・・というか滝沢沙織似の美人の店員がいて、他の男の店員とその娘をめぐる恋愛模様がありそうで観察しがいがあった。

Fenderストラト用のハードケースを購入。サザビーのフィギュア購入。ガンダム好きだが、フィギュアを買ったのは実は初めて。単に杉ポンのキュベレイがうらやましくなっただけなのだけど。

5/1~2はフツウに出勤。思ったよりすることがなく、サザビーをいじって過ごす。
5/2の夜にはコブクロの最初で最後の通しリハ。1時間弱で仕上げて本番に臨むことに。
演奏は不安ではなかったのだけど、とにかく声枯れが心配。

■後半:

5/3、テッシー結婚式当日。

正午すぎから披露宴。グランドハイアットは新しいこともあって素晴らしい設備。どことなく日本的なデザインで、且つ空間をうまく生かしている。素晴らしいホテルだと思った。オークラのリメイク版という感じかな。
披露宴、演出が派手でびっくり。ビジネスショーのようだ。
UOMO編集長の乾杯挨拶が非常に完成度が高くてよかった。さすが編集長、ものごとの「流れ」が分かってる感じ・・・文脈力というか。
食事はとても美味しかった。比較的ボリュームもあって満足度高い。しかも、披露宴手前で撮影した映像が、披露宴の最後で流れるという高難度ハイスピード編集まで。ハイアット恐るべし。
とくに新婦側のご家族がとても絆が深いというか、非常に愛し合っていて、手紙の応酬が多くてほほえましい披露宴だったと思う。

披露宴後、一路二次会会場へ。
準備時間が極めて短かったが、会場「BIRTH」 のアシカワさんが機敏に動いてくれるので良かった。PA業者の方、バンドのメンバー、受付係、皆さんテキパキとやってくれて、やや押したものの概ね予定通りに開始。さすがテッシーの客、オサレな方々が多くて華やかなパーティーになった。
ゲームを終えてからバンドへ。
コブクロは好評に終わった。リズム隊を焦らして、大サビから入れたのが功を奏したと思う。アレンジは大事だ。ただ、ビデオを観なおすとラストが・・・なんとなくオカシイ・・・結構笑えるがまあいいだろう。
新郎新婦バンドwithペコンボは当然といえば当然の演奏力で素晴らしかった。新婦にしきりに「マイクもっと上げろ、リバー部もっと深く」と要請されるが、コンデンサーではあれが限界、生のドラムの音量を下げられない以上不可能である(笑)
出音バランスは完璧だったと思うので俺的には良かったと思う。とくにBaby if のペコンボのコーラスはクールだったよ。
ともあれ二次会はスムーズに完了。撤収指示まで出したところで、アシカワさんがビールをおごってくれた。

3次会、西麻布のカラオケバーで。新婦の友人、サヤカが芸達者ぶりを発揮、超もりあがった。その後酔っ払って麻布ラーメンへ。またもメタボコース。

5/4
何もせず。

5/5
中目黒近辺へ散歩。コジマ目黒店で買い物。妻がアロママッサージをしてくれた。
その後、麻布十番へ。空いていたのでたまたま入ったタイ料理「サムロー」が非常に美味しかった。チキンのグリル、エビの揚げたもの、グリーンカレー、全てうまかった。
その後、バー「命乃水」で酔う。初めて葉巻を楽しんだ。

5/6
14時からエッセンシャルズのリハ。全体を通す。みんなわりと丁寧に演奏できていてかなり完成度が高い。15時すぎに「銀のマイク」の突撃リポート  ・・・というかパンスターズ煮号さんが来る。
リハ後、MAHANAでちょっと打ち合わせ。SHINGOとスミイが帰ってしまったので煮号さんとRINTAROと3人でサクライブについてのMTGに移行。一度家に帰ってから、妻が合流して「こぐり」http://www.coguri.jp/ へ。
リラックスしていたからか、相当よっぱらって帰宅。
早いうちから眠ってしまって記憶が無い。

以上。
とにかく酒はかなり飲んだ。
妻と二人なら大して飲まないだろうが、外で飲むとどうしてもね。
少し減らしていこう・・・


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YOOSKE&のりちゃんの披露宴を司会した [その他イベント]

5月20日(土)、目白はFourSeasonsにて、ユースケ&のりちゃんの披露宴の司会を務める。


ユースケは11年ほど昔、ライブイベントで対バンだった(わりとつまらない)フュージョンバンドのドラマーとして出会う。非常に良いドラマーで、ちょうどその時自分達のバンドのドラマーが脱退を表明していたことがあいまって、口説いてバンドに引き入れた。以来、何十ステージを共にしてきたバンド仲間。

のりちゃんは同じ頃、大学のサークルに2年下の後輩として入ってきた。
かわいい娘だったが、ただかわいいだけではなくて、何か影のある、切迫した色気があって、僕は大好きだった。そのときそのときで真剣に恋愛をしていて、ドラマティックな娘だといつも注目していた。

そんな二人が付き合い始めたのが、ちょうど僕とサクラコが結婚した2年前の春。

のりちゃんは実家のお寺を継ぐために、ふさわしい(お坊さんになってくれる)旦那と結婚しようと考えていた。片やユースケは、バイトを続けながらドラマーとしての成功を夢見ていたが、技術的には申し分ないものの、音楽に対して真剣に向かい合いすぎて、まあこのまま妥協してドラマーとしての仕事をこなしていくというのは難しいかな、というところに差し掛かっていた。
二人はまた、気が合ったようだ。ま、たしかにユースケはのりちゃんの好みにピッタリ合致していたといえる。ユースケにとってはもちろんのりちゃんは充分すぎるほど魅力的に違いなかった。

神様が図ったかのようなマッチングの良さ。

というわけで、そのあたりを踏まえつつ、披露宴の台本を作り、司会をやった。

黒引きで現れたのりちゃんは、鮮やかで濃い色合いの中で色白を際立たせ、とてもキレイだった。うーん、もったいない(笑)
ゆーすけはグレーの羽織袴。

お寺の関係者が多かったので、基本的にはトラディショナルスタイルの披露宴。そんなにスピーチが多くなかったのは良かったと思う。
二人のプロフィール朗読。少しユースケをいじって、笑いをとる。ソツなく進行し、お色直し。
色直しが予定より時間がかかり、結局1時間近く色直しにかかってしまう。食事のコースが終わってしまい、若干ダレたかもしれない。
しかし新郎新婦の再入場から、間髪いれずに余興の連発。ユースケの別のバンド仲間、プロピアニストの某氏によるピアノソロ。素晴らしい。リハではかなり速弾きに近いテクニカルフレーズを弾いていた彼、本番では印象的なメロディーを重々しく弾く。心に響いたのだろう、ユースケ&のりちゃんの目に涙。

スピーチを間にはさんで、まる&GENKIが今回もワンオフで一曲作って捧げた。シンセの音が会場にもう少し強く響けばよかったとは思うが、この曲は二次会で一層パワーアップして披露されることになる。

新郎新婦からの手紙の朗読。フツウ新郎は手紙の朗読などしないものだが、奇しくも、これがこの日のメインイベントになった。

ユースケは、まず、迷惑ばかりかけてしまったお父さんに感謝と謝意を述べた。その後、こう切り出した。
「僕には、幸せなことに、3人のお母さんがいると思っています。」

一人目は、彼が幼少の頃無くなった、産みのお母さん。二人目は、彼を小学校まで育てあげてくれた、おばあちゃん。3人目は、ちょうど生意気ざかりのユースケを体当たりで育て上げてくれた、現在のお母さん。

この3人に、心からの感謝をしている。
彼はこの言葉を、むせびながら、たどたどしく吐き出すように言った。

会場の全ての人に、この気持ちは伝わっただろう。

「ヒー!」
という声が聞こえたので、誰かが嗚咽をもらしたと振り返ったが、実はそれは司会者である自分の声だった。
あわててナプキンで静かに鼻をかむ。マイクが入ってなくてよかった。

仏門に入るユースケの、これからの師匠となる、のりちゃんのパパからシメの挨拶。師匠として、ユースケのやさしい心根にいたく感動したようで、終始涙を拭きながらの挨拶となった。

歓談中、挨拶にきてくださったのりちゃんパパに
「ユースケは性根のやさしいいい男ですよ」
と言ったら、
「お!やっぱりそうですか!!私もそう思ったんです」
とおっしゃっていた。

昨今、なかなか珍しいほどの「号泣系」披露宴。ミス無く司会ができてよかった。


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「ヤンの結婚式」その2 [その他イベント]

・・・というわけで、
http://blog.so-net.ne.jp/loudminority/2006-05-07

4月28日(金)、つまりGW開幕直前の午後から半休をとり、一路オーストラリアはケアンズへ。
2年前のフィジー以来、二度目の南半球である。

■超高級リゾートでセレブ気分!? の巻

ケアンズには早朝6時頃に到着。
結婚式は当日の昼に行われるので、会場のロビーでダラダラ時間をつぶそうかとホテルにタクシーで向かう。よく分かっていなかったのだけど、このホテルは厳密にはケアンズではなくて、パームコーブ(Palm Cove)という場所だった。

すると、程なく素晴らしいリゾートホテルに着く。

うっそうと茂る木々の間に施設が点在する感じはいかにも南国の高級リゾートだけど、パラオのパラオパシフィックリゾートともまた違う趣きがあり、一挙にテンションがあがる。
まだ早朝だけにチェックインすることは無理だろうと思いつつレセプションに行くと、もう部屋に入っても良いと言う。これはなかなか太っ腹な話だが、日本からの直行便が早朝着であることへの配慮なのだろう。

案内されて部屋に入ると、サクラコと揃って絶句。

なんと、120平米くらいはあるだろう、巨大スイートルームなのだ。
ヤンが出席者のために手配してくれた部屋なのだけど、これは素晴らしい。超豪華。思わずひゃほーいと走り回ってしまう。しかも風呂はジェットバスつきである。この旅行の素晴らしさを予感させる素晴らしい部屋だ。

さていよいよ結婚式。個人的には、海外挙式に参列するのはとぴろーの結婚式inワイハ 以来2度目。サクラコは結構経験があるようだ。

グレートバリアリーフを眼前に臨むかわいらしいチャペル。
天気もどんどんよくなって、上着を着ていると汗が出るほど暑くなってきた。ヤシの木に囲まれた素晴らしい南国の挙式。
白いタキシードに身を包むヤン(=なんとなく魔裟斗っぽい)の立ち居振る舞いはいつにもましてぎこちない(笑)。
優しそうなパパと入場してきたあきのドレスは長ーいトレーンが素晴らしく、とても綺麗であった。感動。そうそう、これをやるべきだったのですワ。
オーストラリアらしく煽り気味の神父(牧師?)さんの進行で、新郎新婦が長い誓いの言葉を言い終えると無事挙式が終了。
ヤンJrも終始お愛想ばっちり。とてもキレイな、挙式だった。
無論、この式では親戚、とくにご両親のサティスファクションを得ることが肝要であった。なぜなら、一年前のウェディングパーティーは友人達のものであり、両親は参列していないからだ。
ヤンの両親も、あきの両親も、この挙式には大満足だったようだ。
とくに、最近は思考回路がオヤジ化しているつねっちとしては、あき(=かわいい娘)のパパの気持ちになるといたたまれないわけで、だって相手はヤン(=魔裟斗もどき)だし、いわゆるShot Gun Marriageだしってんで、挙式の最中にそっと目頭をハンカチでぬぐっていたパパに一人感情移入していた。
結婚式というのは結婚する二人のための(私的な)ものではなく、極めて社会的なものであるというのはボクの持論なのだけど、もう一つ忘れてはいけないのは、両親に対していかに気持ちを伝えられるかどうかである。


(新郎新婦とサクラコとボク のイメージ)

その後、ガーデンでパーティー。昼から飲んでみんな陽気に。ヤンの現地の友人達(カナダ人とオーストラリア人)も楽しい連中で、大いに盛り上がった。

さて、このように一遍の曇りもなく始まったオーストラリアの旅。 しかしこの時にはまだ、これから始まる過酷な数日間のことを、サクラコも私も、予想するべくもなかったのである・・・。

(次のエントリー:「GBR、地獄のダイブクルーズ」前編 に続く)


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「ヤンの結婚式」その1 [その他イベント]

ついさっき気づいたのだけれども、

なんと信じられないことに、

昨年の4月にやった、

親友・ヤンの<手作り結婚式>についてのブログ記事が無い!

これだけ↓
http://blog.so-net.ne.jp/loudminority/2005-04-27

これがないと、先週4月29日に行われたヤン・あき結婚式atケアンズについてのエントリが意味不明になってしまう!
ということで、一年遅れのダイジェスト。

■昨年4月に行った<手作り結婚式>とは?

MBAを取得するため、5月からオーストラリアに留学が決まっていたヤン。しかし、出発まであと2ヶ月弱という頃になって、 ヤンとその彼女である「あき」が突如結婚を決めた。理由はもちろん、あきの体に新たな命が授かったからであった。
元来尋常でないほどのプレイボーイ(表現が古い)であるヤンは、急激な結婚に戸惑いを覚え、また出発の日時が迫ってきたことなどから、結婚式や結婚の報告などを具体的に計画できずにいた。

しかし、ヤンの出発まで一ヶ月を切ったある晩、サクラコがつねっちにこう言った。

「あなたがヤンとあきの結婚式を手作りでやってあげるべきなんじゃないの?あなたは友達としてそれをやっていい立場だし、やる能力もあるわ」

そしてサクラコはその場で、代官山のカフェ「Cafe de Campagne」を借り切ってしまったのである。

かくしてプロジェクトが発足し、それからたったの3週間後に<ヤン&あき 手作り結婚式>が現実のものとなったのである。

この日から当日までの3週間は筆舌に尽くしがたい。

この手作り結婚式では、妊娠中のあきのために低予算でウェディングドレスを確保することに始まり、華道家であるJOEによるブーケセレモニー、 人前結婚式、 海外の友人たちのビデオメッセージ、 もちろんバンド演奏×2バンド、巨大手書きポスター、出席者全員からあきへ「困ったときに助けてあげられること名簿」
・・・などなど超盛りだくさんの企画を手作りで実施した。結婚式を経験したことがある方なら分かると思うけど、たとえば3週間後のためにウェディングドレスを借りるってのはかなり無謀。お店(カフェドカンパーニュ)にはもう限界まで無理を聞いてもらった。

かくして手作りのパーティーとしては多分・・・結構・・・未曾有?の、楽しいパーティーを催すことができた。
サクラコやJOE、おとみさんやシンゴなど芸達者な連中が多くて助かったが、これはもう二度とできないだろうな・・・(笑)

※とにかく音響から新郎新婦の送迎用バスまで3週間で準備するのはかなり無理があり、当日朝に到着したDENからのビデオメッセージがMICROMVというレアな規格のテープで再生できなかったり、あきの友達が当初15人くらいだったはずが30人くらい来てしまい完全に定員オーバーだったりなど、いくつか失敗はあった。

・・・ここまでが前段。OK?

で、その手作り結婚式はやっぱり突貫工事、一夜城なわけで、あきには是非ちゃんとした(高い)ドレスを着て、ちゃんとしたチャペルで挙式をして欲しいよね、と話していたわけ。
そこで、あの手作り結婚式から一年が経った頃、ヤンの留学先のオーストラリアで、家族とごく一部の友人達だけで挙式をすることになった。

<眠いので つづく>


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誕生日周辺。 [その他イベント]

2月19日、日曜日は31歳の誕生日だった。

今年の誕生日はmixiやGREEから多くの方々にメッセージをいただき、嬉しかった。
たまたまウィークデイがめちゃんこ忙しい週だったため、殆どお返事ができておらず、申し訳ないと思っております。
皆さんありがとうございました・・・!!

31歳になったからと言ってとくだん新しい抱負などは無い。 年上との付き合いのほうが多いせいか、はたまた精神がすでに中年だからか、自分が<まだ>31歳ということにやや驚きすらある。
5年も前に転職してきたとき、あの時先輩たちはすでに33、4歳だったわけで、自分が中堅になってきた感触がある今、その年齢に達していないというのは少し変だ―。

さて、継母が誕生日の祝いにフカヒレを食わせてくれるという。サクラコともどもハッスル。
恵比寿のフカヒレといえば・・・ということで「筑紫楼」本店にてフカヒレを食す。

※ちょうど一年前、30歳記念にフカヒレを食べさせてもらってから、8月末のサクラコの誕生日、そして今回と、いわば恒例行事になったというわけだ。
http://blog.so-net.ne.jp/loudminority/2005-02-21

で、この店は結構マスコミ露出が激しく、ある意味ミーハー感がある店ゆえ、賛否両論が激しい。
しかも、フカヒレ料理のバリエーションが豊富で、お安いメニューからお高いメニューまであるため、
おそらくフカヒレ料理自体の品質にかなりバラつきがあるせいだと思われる。
そりゃそうだ、100g5500円の姿煮と、約1000円で一杯食べられるフカヒレそばが同じレベルの味であるはずがないだろう。
これはこの店のブランディング戦略の一つのミスなのではないかと思う。

※フカヒレの味については去年のブログを参照してください。
http://blog.so-net.ne.jp/loudminority/2005-02-21

デザートは、去年は杏仁豆腐を食べたのだけど、今年はマンゴープリンにした。
このマンゴープリン、杏仁豆腐にも増して本当に美味しいので、フカヒレなしでも行く価値があるよ。
前夜はブルーノート、当日はフカヒレ。うーん、陶酔的にシアワセである。

2/21(火)、わが社の福利厚生担当(?)トモコ先輩が、僕とブライアン先輩の誕生日を祝うべくランチパーティーを開いてくれた。
これもある意味恒例事業。品川パシフィックホテルの一階のTGI FRIDAYSで盛大にハッピバースデイを歌われる僕らを、居合わせたクライアントが冷ややかに眺めるという図。とても恥ずかしい。

案の定、そのクライアントの一人から、「福利厚生がしっかりした会社ですなあ、御社は」というメールが届く。シニカルな文に見えるが、内心うらやましいと思ったに違いない・・・ふふふ。

そんな誕生日周辺でした。


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富士急ハイランド:「ドドンパ」がスゴイ [その他イベント]

そういえば11月23日の祝日は富士急ハイランドに行ってきたのだった。
時間が経ってしまったのでやや鮮度が悪くなった。

メンバーは2月に八景島に行ったメンバーと一緒。S係長一家、イチローさん、ハリーさん(あの送別会のハリーさんである)、サトーさん(これも現在は別会社)と息子、サクラコと僕。S係長含め、男性陣はもともとわが社でも指折りの変人ぞろい。とてもビミョーなメンバーである。会社がらみではあるが、現在も同じところで働いているのはS係長と僕だけ。なんとなく、形骸化した恒例事業みたいな(笑)、「腐れ縁」みたいなメンバーになっているが、それがまた面白いのでやめられないのである。

さて、このメンバーの共通点といえば、「基本的にオタク」。ハリーさんは骨の髄までオタク。イチローさんは見た目では判別できないけど魂がオタク。それと僕を加えた3人のオタクの最大の目的は、富士急の誇る2大コースター「フジヤマ」「ドドンパ」を体験すること、そしてガンキチ(ガンダムき○がい)専用アトラクション「ガンダム・ザ・ライド」に乗るということだった。

1本目、「フジヤマ」。

朝9時半頃到着してまず並んだのがコレ。面子はオタク3人衆+サクラコ。およそ1時間半ほど並んで乗りこんだフジヤマは、スタート直後にぐんぐんレールを昇っていく。目の前にさえぎるものはレール以外に何もなく、左下かなたに富士山が悠然と構えている。めちゃくちゃ高い!と思ったら地上70メートル、ここからの急降下で始まる。
五臓六腑を後ろに置いてきぼりにしながら最初のドロップを過ぎると、速い速度を保ちながら連続的にアップダウンを繰り返す。カーブもキツイし、内側の席では頭がレールに当たりそうな気がして怖い。最低部に到達してからも速く細かくアップダウンや左右にスラロームするので、席から吹っ飛ばされそうになる。
長い、もう助けてと思いながらも少し慣れてきたら終了。合計3分半もある長いコースターはさすがかつての世界一だった。

「ガンダム・ザ・ライド」

巨大なボールのオブジェに迎えられて意気揚々と入るとそれは単なるガンダムショップで、アトラクションの入り口はその横のガンダムのゲートの方だった。ちなみにゲートのガンダムは、てっきり首と左腕が落ちた後のガンダムだと思っていたら違っていた。五体満足なガンダム。いったいどのシーンのポーズだろうか・・・。
フジヤマに比べて人が少ない。というか人がいない。そう思いながらずんずん突き進んでいくと、勝手口みたいなところで行き止まりになってしまった。
道を間違えたのか?と思って引き返そうとしたら、後ろから家族連れが来た。よく見ると、その勝手口みたいなところに「ここでしばらく待て」という表示が小さくある。なんだこの地味なドアが入り口?

しばらく待つと突如係員が現れて僕らを誘導する。左から1~6の番号がついた扉が並んでいる。
「お好きな番号の扉に入ってくれ」というアナウンスがあったので、1から4番のゲートにそれぞれ入る。当然、それぞれのゲートの一番最初のヤツが一番前で見られるのだろうと期待し、それなら3,4番が真ん中だからベストポジションだろうと思ったのだが、なんとスクリーンは左側にあって、1番ゲートが前、4番が後ろという位置づけ。明らかに4番を選んだ俺は失敗だった。
先回りして無理やり1番の列に割りこんだが、それにしても「好きな番号に・・・」はないだろうに。そこで初めて、このアトラクションの仕組みがディズニーランドの「STAR TOURS(*)」とまったく同じであることに気づく。

さて本編が始まり、ヘンケン艦長(「Zガンダム」に出てくる朴訥な艦長)が出てきたりして期待は膨らむ一方だが、急にジムが現れて宇宙に飛び出してから、どっちに進んでいるのか良くわからないまま、知らないキャラクターがピーチクパーチク喋るのに辟易していると、ドカドカとシートが揺れて気持ち悪くなってくる。知らないジムや知らないキャラクターと急にコミットするのにはとても無理があるなあと思いながらいつのまにか連邦の戦艦の中に着艦して終了。

つまらん。

方向が後ろ向きだったりするし、基本的にはジムに引きずられているという設定なのでまず宇宙空間を自走しているという爽快感が無い。STAR TOURSの方が疾走感というか、猛スピードで進んでいくという快感があったと思う。周りで起こっている戦闘は早くてそれなりにリアリティがあるが、状況がいまいち掴めないので結局何も追えない。
一番不満だったのは、そのストーリー設定のワケわからなさ。せっかく近くにアムロたちがいるってのに、なんだって知らないキャラクターばかりが出てきて勝手に叫んだり打ち落とされたりしているのか。そこにどんなドラマ性を見出せばよいのか、客には全くワケが分からない。

基本的にガンダムファンのためのアトラクションなのだから、座席の構造なんかを気にして謎の避難用シャトル(動力なし)なんかの設定にしないで、素直にモビルスーツ、せいぜいシャトルか戦艦にしてもらいたい。
それに、ストーリーに絡んでくるキャラクターがヘンケン艦長だけってのはどうにも全く中途半端だろうに。ヘンケン艦長を出すのだったら、誘導役のジムはエマさんやライラ、いっそヤザンやラムサスあたりの後のティターンズメンバーあたりを出して欲しいところだし、攻めてくるジオン側も、例えばガトーが出てくるとかすると一挙に面白くなるはずだった。最後に辿り着く連邦の戦艦も、ジャミトフやバスクの艦だったらひねりがあって面白かったはずだ。
ジャミトフが「この艦は安全だよ諸君、安心したまえ…」ニヤリと笑ったりでもすれば、余韻も楽しめただろう。
とにかく、いちガンダムファンとしては全く楽しめない、納得の行かないアトラクションだった。

*今もあるのかどうかは知らない。

3。「ドドンパ

富士急で一番目立っているのがドドンパ。ヘアピンが2つあるだけの単純なレールだが、90度ドロップがあるし、何より出発直後の音が迫力である。
これも1時間半程度待ってようやく乗り込んだのだが、いやはや、想像を絶するコースターだった。
カウントと共にいきなり超絶加速で 飛び出す?走りだす?射出される?コースターである。

とにかくこのドドンパ、1.8秒で173km/hまで加速するのだそうだ。ポルシェの全開加速だと100km/hに到達するまでに最短で3.8秒くらいかかるらしいが、何の比較にもならない。ゴムのパチンコではじき出されるような強烈な引っ張られ感があったが、どうやら蒸気カタパルトを使っているらしい。30年間生きてきて、この「加速」は未曾有の体験で、言葉も出なかった。ひきつった叫び声なら出た。
入り口トンネルをまさしく<飛び出して>外に出ると、一瞬少しだけ下に落ちる。その後、猛スピードをキープしながら大きく右に旋回し、外目にも派手な垂直のレールを一気に駆け上がる。一番上では特にタメもなくそのまま90度を落ちる。ただし、この90度はスタート時の加速に比べるともう新鮮ではない。
最終の減速カーブに差し掛かる頃には、ジェットコースター特有の達成感というか、打ち寄せる安心感と爽快感に思わず笑っていた。ジェットコースターマニアではないので比較ができなくて悔しいが、ドドンパ、すごいアトラクションでした。さすが。

おまけ:「透明な観覧車」

透明な観覧車があったのでサクラコと乗った。周りが透明なので高所恐怖症にはつらい。景色が良く見えてなかなか爽快。

以上で富士急体験は終わり。個人的にはディズニーランドよりも楽しいと思えた。


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土日は秩父に行ってきた [その他イベント]

12/3・4の土日は、家の関係で秩父の夜祭に行っていた。
夜祭のレポートは今週中盤くらいに書くつもり。とにかく花火が素晴らしかった。
メチャンコ寒かったし、歩きっぱなし、立ちっぱなし、飲みっぱなしだったので異様に疲れた。月曜日に「疲れた」状態で臨むのは不本意なのだけど、しょうがない。その分楽しかったのでよしとする。
昨夜はなんだかソースっぽいものが食べたかったので「ぼった屋さん」でお好み焼き。

本日よりデスクに新しい人が入ってきた。
平原綾香を整えたようなチャーミングな女性。既婚。感じがいい。Dカズが照れていた。

さー、仕事仕事。


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送別会 at Transit Cafe 恵比寿 [その他イベント]

11/2(水)、Dタカダの送別会。
忙しいから嫌だといったのだが、結局幹事になってしまった。
恵比寿Transit Cafeを貸切。25名で予約したのだけど、最終的な客数はぴったり25名だった。祝日の前日であったことが良かったのだ。

今年はそれにしても送別会が多い。我が社だけでも、ゆみっち、ニシどん、サトーさん、ハリーさん、ゆうこりんと来て、今月はDタカダ(サイパンに行っていて不在だったサトーさんの送別会以外は全て幹事)。
幸せな別れも、あんまりそうでない別れもあるわけだけど、今回はどうだったんだろう・・・。Dタカダについては情報量が少なくてよく分からない。やりたい仕事がある、ということは分かったけど、どういうふうに人生を設計していくのかがよく分からなかった。頭のいい人とは思うので大丈夫だと思うけど、男ってのは自分のことについて本当に正しい判断できないものなので不安といえば不安。余計なお世話だけど・・・。

さて、パーティー自体は静かに始まった。しかし、なぜかDタカダ本人は20:30開始だと信じていて、そのせいで30分遅れの乾杯となった。乾杯はまたベーさんにお願いした。

ビュッフェスタイルにしていたので席の移動が激しく、色々な人々と話していたらあっという間に1時間以上経ってしまい、捧曲タイムに。アンプつなげて「Desperado」をぶったのだが、前日まで仕事が異様に忙しくて、く練習していなかったため、かなりトチった。しかも、ナベちゃんにマイクを持ってもらったのだが遠かったので前かがみになってしまい、おまけに譜面がよく見えず、散々だった(苦笑)。何度も誓っているが、譜面台は絶対に持っていくべきだ。

これも恒例、プレゼントの贈呈だが、今回はなんとO次長の似顔絵をモハモハのフォトフレームにいれて贈るというアイディアもの(アヤパンのアイディア)。これは良かったと思う。次もコレで行こう!

最後、Dタカダのシメの挨拶はとても長かった。これはかなり予想外だったし、話の内容もとりとめが無く、ちょっとドキドキしたが当人は堂々としていた。店の撤収時刻を過ぎていたので店員に目配せしつつ聞いていたので話の内容を忘れてしまった。

二次会。

二次会は恵比寿駅前のカラオケ ASO VIVA。狭い部屋しか入ったことがなかったが、でかい部屋も特に良くはなかった。O次長が調子のいいスイングの曲を唄っていた。O次長は実は完全にミュージシャンであるということが判明した。リズムの取り方が素人のソレとは全然違う。リズムの正確さでは、あの場では唯一僕と同レベルだったはずだ。
聞けばラテンミュージックのギタリストだったそうで、なるほどという感じ。絵はウマイは、ギターは弾くわで、また1人「芸達者系」を発見してしまった。同じ匂いがしたのはそのせいだったんだな・・・。

しかしこの日の驚きはそれだけではなかった。

我が社は実はカラオケの熱狂的な愛好家が多く、メンバーによっては、カラオケボックスに入るといきなりテーブルを外に出し、全員立ったまま踊り狂うなんてことがある。誰も歌わないのにどんどんソウルディスコの曲を入れて、全員で合唱しながらまた踊り狂うなんてこともある。ヘンな連中である。

その変な連中の中にあってさらに抜きん出た「カラオケ四天王」と呼ばれている人々がいる。この人々はカラオケを愛するがあまりに、「ドリフの早口言葉」を歌いながら楽しくて泣き出したり、45歳にもなってMCハマーのハマーダンスを踊り狂ったりするようなかなり度合いのキツイ(社会人としてはギリギリの)連中である。そのため、新しく会社に入ってきた人なんかはあまりの凄まじさにやや引いてしまい、結局一曲も歌わなかった・・・なんてことになる。

ところがこの日は珍しくカラオケ四天王は殆ど欠席で、最も静かなTさん(ゆみっちの夫)しかいなかった。そのため、今までおとなしくしていた大型新人が続々とデビューすることになった。

そもそもDタカダ自身があんまりカラオケをやらない方だったのだが、この日はブルーハーツあたりで飛び跳ねはじめ、鬱屈した内的世界を開放していた。さらに、普段は従順なボーダーコリーのようななべちゃんも、「東京ゾンビ」という誰も知らないパンクの曲を歌いながら飛び跳ねていた。

そして、実は我が社の明日を担うと目されている、まりりん(♀)。この人はまだ若い(27歳)なのに、老舗の旅館の女将のような風格と気配りを持った人物である。A型とは思えない視野の広さ、反応の速さは多くの同僚から一目置かれている。正直なところ、僕もこの人が年下だと思えない。
「まりりん、なんか歌ってよ。レベッカとかどう?」
と言ってみたところ、これがまた仕事同様に隙の無い、素晴らしい安定したピッチで、適度な強さと透明感のある声質で見事に唄った。ようするに、O次長もそうだが、「なんでもできるヤツはなんでもできる」ということなのだろう。

さて、最後の新人デビューはもえちゃん(22、♀)。この子、身長147cmくらい、まるっきり子供に見えるので皆によく子供扱いされて可愛がられている。アヤパンなどは母性を丸出しにしてちょっと病的な猫かわいがりである。

さて、もえちゃんの番ということになり、おもむろに唄い始めたのが「小柳ゆき」。
「こーわーれーそう~な♪」
と、体重30キロ代とは思えない野太い声で歌い始める。しかも結構ウマイ。ビブラートといい、発声の潔さといい、なかなかのものだ。これはぜひオレサマのデュエットパートナーとして成長してもらわねばならん、と、早速「アラジンのテーマ歌おうぜ」と誘ってみた。ハタケヤマさんとのデュエットだと、ピッチや発音はとても良いのだけれども、声量に差がありすぎて気苦労するのだが、この子ならばその点大丈夫だ!ぜひ精進して素晴らしいステージが出来るようになって欲しい。

そんな感じで午前3時。ある者はAFURIに消え、ある者は富士そばに消え・・・と解散。恵比寿だったので無論僕はのんびり歩いて帰る。
家に帰ってサクラコに、
「今日はもえちゃんとA whole new worldをデュエットしたよ」
と言ったら、サクラコは
「なんでそんな愛をささやきあうような歌を22歳の娘と・・・」
としかめっつらをする。

ちがうんだ。もえちゃんと俺はそんな関係じゃないんだ。
どっちかっつうと、おじさんと姪っ子。
いや、近所の小学生と親切なおじさん?
いずれにしてもこっちはおじさん…。


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